ラウルがスペインに帰ってきた。注目のバレンシア対シャルケ04戦で、8ヶ月振りにスペインでプレーしたラウルが、バレンシア相手に貴重な同点ゴールを決めた。CLで69ゴール、ヨーロッパの大会では70ゴールを記録し、ゲルト・ミュラーのヨーロッパ大会でのゴール数を上回った。

 元R・マドリーのラウルは、バレンシアでもちろんブーイングで迎えられた。バレンシアが1点を先制しリードした場面でラウルは64分、相手DFの一瞬の隙を突き、左足でうまくコースを狙ったゴール。ラウルらしいゴールでシャルケ04を救った。

 ゴール記録に続き、CL出場試合数でもマルディーニの139試合に並び最多記録に届いた。ブンデスリーガに活躍の場を移しても、持ち前の勝負強さとゴールの嗅覚は顕在。ラウルのヨーロッパでの戦いはまだまだ今後も続く。

(スペイン通信)