バルサのプレシーズン最後の補強としてリバプールから加入したマスチェラーノ。シーズン開幕へ向けた調整はできなかったが、バルサの選手達はマスチェラーノの獲得を高く評価している。

 ディフェンシブハーフとして相手の攻撃を阻止する潰し役の印象が強いが、チャビやイニエスタは、「マスチェラーノは潰し役としてだけではなく、攻撃面で大きくバルサに貢献するだろう」と口を揃えている。

 グアルディオラ監督もマスチェラーノの戦術眼を高く評価。守備だけでなく、攻撃への繋ぎ役や攻撃の起点としても期待を寄せている。「マスチェラーノの加入は絶対にチームにとってプラスとなる」とアルゼンチン人の同僚ガブリエル・ミリートも認めている。

 ディフェンシブな選手として知られるマスチェラーノがバルサの中でどのような役割を果たすのか。「トゥーレ・ヤヤと自分は違う」と語ったマスチェラーノのプレーに注目したい。

(スペイン通信)