トゥーレ・ヤヤがマンチェスター・Cへ移籍し、中盤の底を務めることができる選手がセルヒオ・ブスケツしかいなくなったバルサ。ポゼッションサッカーを実践するためには、このポジションの選手の質が重要となるが、バルサはビジャレアルのマルコス・セナ獲得を目論んでいるとEl Mundo Deportivo紙は伝えた。

 ビジャレアルと1年の契約を残すマルコス・セナは、現在34歳。スペイン代表としては、ユーロ2008年で優勝に貢献。惜しくも南アフリカW杯最終メンバーからは外れたが、堅実なプレーとチームのバランスを中盤で取りながらボールを散らすプレーはバルサにも順応できそうだ。

 セスク獲得が難航しているバルサ。移籍金も安価で、スペインリーグにも慣れたマルコス・セナを獲得しても十分セスクにかかる移籍金4000万ユーロは確保できそうだ。マルコス・セナ獲得は良いオプションと言える。

(スペイン通信)