ラウル・ミドン
 スティーヴィー・ワンダーやジェフ・ベック、ハービー・ハンコックなど大物との競演し、世界中から賞賛された全盲の天才シンガー/ギタリストのラウル・ミドン(RAUL MIDON)。10月7日には、ジョニ・ミッチェルやハービー・ハンコックなどの作品で知られる伝説的プロデューサー兼ベーシストのラリー・クラインをプロデューサーに迎えたサードアルバム『シンセシス』を発売。同作の発売を記念して約2年ぶりに来日を果たした彼が、翌8日には東京・代官山UNITにて、ラジオやWEBを通じて招待された多くのファンとマスコミ関係者約300名を前にプレミアム・ライヴを披露した。

 とても全盲とは思えない神業的なギター・テクニックと、魂を揺さぶるソウルフルな歌声、唇だけでトランペットの音色を奏でるマウス・トランペットットなどにより、数々の大物アーティストから絶賛されるラウル・ミドン。2006年3月に発売した日本メジャー・デビュー・アルバム『ステイト・オブ・マインド』が約10万枚、翌2007年8月に発売したセカンドアルバム『世界の中の世界』が約7万枚のセールスを記録している。

 ギター1本を抱えてステージに上がったラウル・ミドンは、いきなり片手でベースのフレーズとギターのメロディを同時に奏で始め、オーディエンスを瞬時に魅了。そして時折、歌声とギターをまるで打楽器のように自由自在に操るパフォーマンスに、フロアから歓声が湧き上がる。

 また、ラウルが長年にわたって歌い続けてきたザ・ビートルズのカヴァー「Blackbird」では、優しさで包みこまれるような歌声がリスナーの涙を誘う。そして最後の演奏曲、アルバムのリード・シングル「Next Generation」では、暗闇を明るく照らし出すかのような温もりに満ちたパフォーマンスで、観客を魅了してやまなかった。

 時にポップに、時にソウルに、たった一人で演奏しているとはとても思えないグルーヴ感溢れる表現力で終始オーディエンスの心を奪い、全7曲を演奏。「日本に帰って来れて嬉しい」「ありがとう」と観客の声援に応え、ステージを去って行った彼だが、早くも12月には来日公演が決定している。

ラウルミドン - アーティスト情報

ラウル・ミドン | RAUL MIDON - UNIVERSAL JAZZ
Raul Midon - 公式サイト(英語)