竹刀を片手に、夫の佐々木健介を尻に敷く「鬼嫁」キャラの北斗晶が子育て中のママたちには「お姉さん」と慕われている。
彼女自身、二人の子どもを子育て中で自身のブログでも子ども関する記事が多い。
乳幼児の子育てに悩むママたちからの相談へのアドバイスも好評なのだ。「鬼嫁」からは想像できない「仏」のアドバイスの実態に迫ってみた。

北斗晶の元へ寄せられる相談内容で最も多いのが「子育ての悩み」である。
彼女自身、9歳と5歳の息子を子育て中なのだが、乳幼児期を乗り越えた経験をもとに新米ママさんたちに暖かいアドバイスを送っている。
2月22日のブログでは、「子育て中のママ、これを見て〜」と我が子たちの服やおもちゃなどのちらかしっぷりの写真を掲載して自分の子育て現場を披露した。
「子どもをいつも怒ってしまうので、北斗さんのように(やさしく)なりたい」
という読者に対して、
この状態で怒らないはずがない、毎日「こらっ!」の連発だ、と明かして「子育てに疲れているママたち、(私も同じだから)安心して」
と伝えている。

北斗晶が直面してきた子育ての悩みと北斗流の答えをまとめてみると次のようなものになる。

・「(赤ちゃんが)何故泣いているのかもわからず不安になる時」は、「抱き癖がつく」とか一般に言うけど、たくさん泣く子なら、たくさん抱っこしてあげて。(すぐに立つようになり抱っこをいやがるから)今しか抱けないよ。

・毎日「げんこつ」で怒るけど、「おかあさんの絵」とかのプレゼントが子ども達の答えだと思ってる。
子どもはママの笑顔が好き。
「怒るときは怒る」
「笑う時は笑う」
それが子育てよ。

・育児参考書で悩むな。
「3時間おきのミルクを飲んでくれない」
とか参考書どうりにいかなくてもいい。
「生まれたばかりでも人間なんだ」
「お腹がすいてなきゃ飲みたくない」
と考えれば気楽になる。

・上の子がまだ小さい時に、下の子が生まれた時は、上の子を「お兄ちゃん、お姉ちゃん」と呼ばないで。今までどおりの呼び方で(例えば「○○ちゃん」)呼んであげて。

・そして、下の子(赤ちゃん)が寝てる時に、「○○ちゃんが1番好きだよ」と言ってあげて。子どもは1番が大好きなの。

・赤ちゃんに哺乳瓶でミルクを飲ませる時も、上の子の手をそっと哺乳瓶に添えさせてあげましょう。

・赤ちゃんのオムツを替える時も「くっさいねー」って笑いながら、上の子にもおしりを拭かせてあげて。「お手伝いありがとう」と言ってあげてね。

きっと、赤ちゃんのことを好きになるし、ママの手伝いができたと「お兄ちゃん、お姉ちゃん」らしくなるから。

と言う感じでアドバイスしてくれるのだ。


また、「次男がどうしても好きになれない」と悩むママには、

「どんなに小さくても子どもはママの気持ちに気づいている」
それで、なおさら反抗的になっちゃう。
「次男くんが生まれて来てくれ、抱いた日のこと」を忘れないで。
「ママは○○くんが一番好きだよ」
って言ってあげて。
その言葉が一番聞きたいはずだから。

とアドバイスした。

北斗晶は最後に、ママたちからの相談を読んで居ても立ってもいられずに、深夜に更新したことを詫びた上で、皆頑張って、
「絶対に大変だった思い出は忘れられない人生の宝になるから」
と子育てママへのエールを贈った。
22日と23日(深夜1時21分)に更新されたこのブログには感動と感謝のコメントがたくさん届いている。

(編集部:真紀和泉)

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【参照】
北斗晶「そこのけそこのけ鬼嫁が通る」