インタビュー:RYTHEM with キマグレン「何か同じ匂いがしました」
――RYTHEMとキマグレンには、神奈川出身で幼なじみ同士という共通点がありますが、それ以外にも音楽的な共通点はありますか?
クレイ:アコースティックなサウンドも共通してバックにあるという。でも、地元も電車で30分くらいだからね。RYTHEM:そうですね。近いですねー。
――逆に、違いを感じるのは?
クレイ:すごく私生活が真面目な感じがする。僕らは仕事面だったりは結構、真面目にやってるけど、私生活はすごくゆるいから。昔、遊んでいる友達関係の時から、お互いに遊ぶ約束をしていても、雨が降ったら連絡無しで「中止だな」みたいな。ね?イセキ:うん。
YUI:へー!でも、それだけ何か分かち合っているものがあるんだろうね。
クレイ:分かち合っているのか?お互いにゆるい所が一緒なのか?という感じ(笑)。
――ON/OFFのギャップが結構激しいんですかね?
イセキ:激しいよね。クレイ:OFFは、とことんOFFだよね。
YUKA:そう!二人が海の家を経営している時の顔と、キマグレンとして会う時の顔がすごく違うんですよ。
――どちらも仕事ではないんですか?
YUKA:どちらも仕事なんですけど、やっぱりアーティストとしてのキマグレンになっている時と、経営している時の二人の顔が全然違うので。イセキ:仕事は、真面目に頑張ってますよ!
――キマグレンはLIFE + LOVE + LOCALという3つの“L”がキーワードになっていて、アルバムタイトルに「ZUSHI」と付けているように、自分達の地元に対する強い想いを感じますが、対してRYTHEMは地元意識のようなものはありますか?
YUI:そうですね。私達はずっと1〜2年間を掛けてインストアライブで全国をツアーで廻っていたんですけど、地元の川崎でやる時が一番人が集まってくれるし、1万人を達成したというライブの時も私達の地元の所でやったんですけど、友達も含めて…。YUKA:先生とかも来るよね。
YUI:結構スタッフにも多いよね?ファンの方達からも、「同じ川崎で育ちました!」とか「私もそこに住んでました」という、すごく親近感が沸くようなメッセージをたくさんもらうので、すごく大切にしたいなという気持ちはあります。
――キマグレンが、アルバムタイトルを「ZUSHI」にした理由は何ですか?
クレイ:本当に色々な理由があるんですけど、やっぱりキマグレンを結成したのが逗子だし、僕らが出会ったのも、実家があるのも、音霊があるのも逗子だし。先ほど仰っていたように、3つの“L”を掲げて活動している中で、ファーストシングルが「あえないウタ」(LOVE)なんですよね。セカンドシングルが「LIFE」で、3作目に出す盤に関しては「LOCAL」を付けたいな、というので「ZUSHI」に。