7日に行われたカンプ・ノウでのバルセロナ対アトレティコ・マドリーの一戦は、予想に反してバルサが苦手アトレティコに3-0で完勝。この勝利でバルサは苦手意識を払拭した。

 アトレティコのイタリア人GKクリスティアン・アッビアーティは、簡単に処理できるはずのボールをまさかのキャッチミス。この大ミスでバルサのデコに先制ゴールを献上する結果となった。試合後、彼はチームメイトやファンに自身のミスを誤りたいと率直な気持ちを述べ、あのプレーが彼を萎縮させたとも明かした。

 GKのミスは致命傷につながる。このアッビアーティのミスはアトレティコにとって痛手となった。バルサはこれで落ち着いてプレーすることができ、アトレティコに対する苦手意識を取り除くことにも成功したのだ。とはいえ、フットボールではこういうことも起こり得るし、大きく騒ぎたてる必要はない。一番落ち込んでいるのはアッビアーティ本人。信頼はピッチの上で取り戻すしかない。汚名返上するべく、今後の彼の奮起に期待したいものだ。

(スペイン通信)