18日のチャンピオンズリーグ・グループリーグ初戦(対ベシクタス)に2―0で勝ち、ようやく調子を取り戻したかに見えたマルセイユだが、22日に行なわれたリーグ・アン第9節で前節16位のオセールに2―0で敗れた。

 これまで8試合を戦ってわずか1勝(3敗4引き分け)と波に乗れないマルセイユ。この試合は、司令塔のナスリがインフルエンザで欠場したのに加え、相手オセールのユニフォームを借りてプレーするという不測の事態も起こった。

 マルセイユのホームページによると、クラブがアウェーのオセール戦に向けて用意したユニフォームは、対ベシクタス戦で勝った試合のものと同じ、チームカラーの空色に白のライン。リーグにあらかじめ承認を受けていた。しかしホームのオセールのユニフォームは白地に青をあしらったもので、「まぎらわしい」と判断した審判が、マルセイユにユニフォームを替えるよう指示した。マルセイユは結局、オセールから選手の名前の入っていない予備のユニフォーム(茶色にピンクのライン)を借りてプレーすることに。そのせいとは言えないが、4日前とは打って変わって精彩を欠く試合ぶりで今季4敗目を喫した。