ドイツのドルトムントで、飼っていた毒グモにかまれて男性が死亡しました。男性は200匹以上のクモを飼っていたそうで、不注意によるものか事故かは不明。警察のスポークスマンによれば、現場はさながらホラー映画のようだったそうです。

詳細は以下の通り。
Digital Journal - Man Killed by Pet Spider, Eaten by Creepy Crawlies

ドルトムントに住むMark Voegel氏(30)がアパートの部屋で死亡しているのが発見されました。彼は多くのクモや数匹のヘビを飼っていたようで、死因は毒グモにかまれたこと。

問題は、Voegel氏の遺体が発見されたのが死亡して7日以上経過してからだったこと。発見時、Voegel氏の遺体はクモの巣で覆われており、200匹以上のクモやヘビ、シロアリ、ヤモリが死体に群がっていたそうです。遺体はソファーに横たわっていましたが、体中にクモが張り付いて鼻や口から出入りしており、トカゲは肉を引きちぎって部屋の中を大手を振って歩いていたそうです。

今回、Voegel氏を殺害したクモはクロゴケグモと呼ばれるもので、世界中に広く生息しており死亡例も多いそうです。1995年に大阪で見つかって話題になったセアカゴケグモと同じゴケグモ類。

メルクマニュアル医学百科 クロゴケグモ(ブラックウイドウ)

セアカゴケグモ - Wikipedia

なお、毒グモといっても性格はおとなしくて積極的に攻撃を仕掛けてくることはなく、手で直接触ったりしなければかまれることはないそうです。

・関連記事
ヘビを狙っていた警官の流れ弾で5才の少年が死亡 - GIGAZINE

食べ物や美容製品が引き起こした変な死に方アート - GIGAZINE

敵に回したら命の危険がある、恐ろしい力を持った10の動物・生物 - GIGAZINE

地震・雷・火事・親父のうち一番死亡確率の高い物はどれか - GIGAZINE


記事全文へ