サントリーは2026年10月6日、「金麦」と「金麦〈糖質75%オフ〉」をビールとして新発売する。2007年の発売以来、手頃な価格で日々の食卓に親しまれてきた「金麦」。今回の刷新の背景には、酒税改正に伴う新ジャンル・発泡酒市場の大きな変化がある。



9月30日に開催されたPR発表会には俳優の檀れいさん、竹野内豊さん、黒木華さん、仲野太賀さん、そして新商品「金麦〈豊潤〉」のメッセンジャーに就任した竹内涼真さんの5人が登壇した。

中でも注目を集めたのが発売当初から12年間にわたりメッセンジャーを務めた檀さんだ。『金麦』ブランドのアンバサダーとして、6年ぶりに復帰。「金麦ファミリー」とステージに並ぶと「胸がいっぱいです」と語り、ブランドへの思いをにじませた。

トークでは仲野さんと竹内さんが高校の先輩・後輩だったというエピソードも披露。意外なつながりや再会の話で盛り上がり、会見は終始和やかな雰囲気に包まれていた。

○仲野太賀は竹内涼真の高校の先輩。学生時代の思い出も披露

左から竹内涼真さん、竹野内豊さん、檀れいさん、黒木華さん、仲野太賀さん

会場を沸かせたのは、仲野さんと竹内さんが高校の先輩・後輩だったというエピソードだ。仲野さんのほうが1学年上。当時、あまり面識はなかったものの、仲野さんは当時から華やかだった竹内さんの姿を覚えていると明かした。

高校時代、仲野さんはカラオケで竹内さんの歌声を聞いたこともあるそう

トークの後は、登壇者全員で「金麦」を手に乾杯。さらに、黒木さんが普段自宅で作っている特製餃子が、本人のレシピに沿って再現され、振る舞われた。ニンニクを使わずに生姜を効かせ、野菜は塩もみせずに加えてジューシーに仕上げた一品だ。

餃子を口にした竹野内さんは「味と香りが広がってまさにビール。最高に合う」と絶賛。竹内さんも「麦のコクがガッツリきて、餃子と完璧な相性」と語った。

○竹野内豊、クイズコーナーのジェスチャーで会場を沸かす

続いて行われたのは、「金麦は、ビールへ。わたしは、〇〇へ。」をテーマに、登壇者がなりたい自分の姿をクイズ形式で発表するコーナー。竹野内さんの答えをなかなか当てられない登壇者たちに、本人がジェスチャーでヒントを出し、会場を盛り上げる場面も。

ジェスチャーをする竹野内さん

竹野内さんの答えは「カメラアイ(瞬間記憶)」。台本の内容や日常で目にする景色を、カメラで撮影するように瞬時に記憶できたら楽しいだろうと、俳優業にもつながる能力への憧れを語った。

○竹野内豊は旬の魚で晩酌。俳優たちが大切にする「おうち時間」

「おうち時間を語ろう!」をテーマにしたトークでは、一日の終わりはどのような時間を過ごしているかという話題に。竹野内さんは旬の魚を自ら焼いて晩酌を楽しみ、黒木さんは旅先で見つけたお気に入りの食器におつまみを盛り付けているそう。

仲野さんは好きな音楽を聴きながらくつろぐ時間を、竹内さんは煮込み料理を作る時間や愛犬との触れ合いを大切にしていると明かした。

竹内さんが普段、愛犬とのんびりしている写真に登壇者の皆さんも癒されていた

○200億本突破の「金麦」がビールへ。刷新の背景に“ビール離れ”

サントリーのマーケティング本部ビール・RTD部の奥田秀朗部長は、今回「金麦」の大規模な刷新に踏み切った背景について、「前回の酒税改正で浮き彫りになった課題がある」と説明した。

サントリーのマーケティング本部ビール・RTD部の奥田秀朗部長

同社によると、2023年の酒税改正では、新ジャンルの価格上昇に伴って「お酒離れ・ビール離れ」が進み、その規模は当時のビール市場全体の約4%に相当したという。今回も発泡酒市場の縮小が見込まれるなか、顧客離れを食い止め、市場を活性化することが大きな課題となっている。

サントリーはこれまでも、1967年の「純生」、1994年の「ホップス」、2003年の「ザ・プレミアム・モルツ」、2010年の「オールフリー」などを通じて、新たな価値を提案してきた。累計出荷本数200億本を突破した「金麦」のビール化も、日常的に楽しめるビールの選択肢を広げる取り組みだ。

新たな「金麦」は、これまでの澄んだ後味を残しながら、麦のうまみと飲みごたえを強化。「金麦〈糖質75%オフ〉」も、糖質を抑えながら満足感のある味わいに仕上げた。さらに10月13日には、より強いコクと飲みごたえを求める人に向けた「金麦〈豊潤〉」を発売する。商品の幅を広げることで、家庭でビールを楽しむ人の多様な好みに応えていく。