ロシア プーチン大統領「日本との協力に関心」 “軍事化”には懸念 日露関係めぐり発言

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ロシアのプーチン大統領は1日、日本の「軍事化」に懸念を示す一方、経済分野などで日本との協力に関心を持っていると述べました。

プーチン大統領は、モスクワで開かれた国際情勢を議論する「バルダイ会議」で、笹川平和財団の畔蒜泰助上席研究員から、今後の日露関係について質問を受けました。

プーチン大統領:
私たちは日本との協力に関心を持っています。同時に、日本の軍事化の計画を懸念しています。

プーチン氏は、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて日本が科した制裁などに触れ、ロシアの日本に対する姿勢は変わっていない一方、日本側の姿勢が変わったと主張しました。

また、日本の「軍事化の計画」に懸念を示し、安全保障政策をけん制しました。

一方、「現在の困難を乗り越えた後」の日露関係については、「善隣的で、互いに利益をもたらす関係」と述べ、経済や環境、共同研究などの分野で協力する考えを示しました。

また、一部の日本企業がロシアで事業を続けていることに触れ、今後も支援していく考えを示しました。

プーチン氏に直接質問した畔蒜氏は、今回の発言について、8月のプーチン氏の択捉島訪問で悪化した日露関係を落ち着かせる狙いがあるのではないかと分析しました。

笹川平和財団・畔蒜泰助上席研究員:
ロシアも、良好な日露関係、安定した日露関係を望んでいるんだというふうなメッセージとして受け取れる。

また、畔蒜氏は日本とのエネルギー分野などでの協力を維持、発展させることには、ロシアが中国への過度な依存を避ける戦略的な意味もあると指摘しました。