「愛子さまのことを『あちらのお嬢さま』と不自然な呼称で…」 紀子妃のご心中に渦巻く「焦燥感」 「背景に両家の“格差”が」
【全2回(前編/後編)の前編】
皇嗣家であられる秋篠宮家では慶事が続く。9月6日には長男の悠仁さまが20歳になられ、続いて11日には紀子妃が還暦を迎えられた。が、ご公務の機会も増えた悠仁さまが順調に大学生活を送られる一方、紀子妃のご心中には目下「焦燥」が渦巻いているというのだ。
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お誕生日に際し、記者会の質問に回答する形で紀子妃が寄せられた文書は全部で18ページ。分量にして1万2000字に及ぶ“大作”であった。そこでは、還暦のご感想や1年の回想と共に、ご家族にも言及。中でも、筑波大学2年生の悠仁さまについては以下のようにつづられていた。

〈学生生活を送りながら、宮中での行事や公的な活動も少しずつ務めるようになりました〉
9月13日から翌日にかけては、秋篠宮さまと共に宮城・岩手両県をご訪問。悠仁さまが東日本大震災の被災地を訪問されるのは初めてであった。ご公務の幅を広げられる悠仁さまは現在、つくば市の集合住宅との“二拠点生活”を送られている。週の大半を現地で過ごされ、まとまったお休みには赤坂御用地にある宮邸へと“帰省”されるという。大学は9月末まで夏休みだった。
ご入学後、頻繁にお出かけになられている山
そんな悠仁さまのお過ごしようについて、
「実はご入学後、頻繁にお出かけになられている『山』があるのです」
そう明かすのは、さる大学関係者である。
「つくば市内の北東部に位置する『宝篋(ほうきょう)山』です。標高461メートルで、山頂からは北に筑波山、東に霞ケ浦、南西に関東平野が望め、春にはコブシやヤマツバキ、ツツジが咲き誇る地元の観光名所です」(同)
同山は全域が水郷筑波国定公園区域。その景勝地に悠仁さまがしばしば入山されているというのだが、
「昨年は2回、今年は7月までに5回ほどお見えになっています」
とは、同山の管理関係者。
「最初は昨年4月、お友達ら十数人で連れ立ってトレッキングコースを登られていました。その後、今年に入ってからは6月の毎週土曜日に続けて入山されています。6月の第2土曜日だったと思いますが、悠仁さまから『今日は初めて頂上まで行きました』と、お声をかけていただきました」(同)
山には色とりどりの植物が生育し、また悠仁さまがかねて関心を持たれているトンボも数多く見られる。山頂ではオニヤンマが飛び交い、秋が深まると一面が紅葉に覆われ、アキアカネも現れるという。
「普段は6~7合目までしか行かれないようなので、おそらく登山ではなくトンボや自然植物の観察が目的でいらっしゃるのだと思われます」(同)
実際に、地元の常連登山客に聞くと、
「6月の土曜日、数人の学生さんのグループと登山道ですれ違いました。互いに『こんにちは』とあいさつを交わしたのですが、その中に悠仁さまがいらっしゃったのです。柄の部分が金属でできている本格的な虫取り網をお持ちでしたね」
東京を離れて1年半。悠仁さまは“トンボ愛”を満たせる「お気に入りスポット」を見つけられたようなのだ。
「悠仁さまの存在感が埋没しかねない、と憂慮なさっている」
が、かようにご子息が充実した生活を送られているにもかかわらず、還暦を迎えられた紀子妃のお心は千々に乱れているという。さる宮内庁関係者が言う。
「2006年に悠仁さまが誕生されて以降、ご家庭内に皇位継承権を有する男性皇族をお二方擁する状況にあり、ご一家を切り盛りされる紀子さまにのしかかる重圧は計り知れません。とりわけ悠仁さまへの思いはひとかたならぬものがあり、将来の天皇を立派に育て上げなければ、とのご決意が強まるあまり、時にはそれが周囲の職員らへの容赦ない“ご指導”となって現れることもしばしばでした」
それでも昨年は、無事に成年式を終えられたのだが、
「紀子さまはかねて、長女の眞子さんの結婚問題に端を発するご一家へのバッシングを案じられ、不人気を払拭なさるべく心を砕かれてきました」(同)
そうした中、令和のお代替わりを挟んで国民の間では愛子さまの人気が高まってきたのはご存知の通りである。
「今般、改正皇室典範が公布され、引き続き皇位は男系男子が継承することになったとはいえ、今なお女性天皇賛成の世論は8割を超え、愛子天皇を望む声もやみません。こうした状況で紀子さまは、ともすれば悠仁さまの存在感が埋没しかねない、と憂慮なさっているのです」(同)
両家の“格差”
現に、ご一家の事情を知る人物によれば、
「妃殿下は愛子さまのことを話題にされる時、『あちらのお嬢さまは……』と、不自然な呼称を用いられます。はたから見ても“対抗意識”のようなお気持ちと併せ、ご自身のいら立ちがうかがえます。それは『次代の天皇は悠仁なのになぜ国民の注目は集まらないのだろうか』といった焦燥感ともいえます」
学業を優先される悠仁さまの公的ご活動は、おのずと限られてしまう。国民への露出が少なければその分、“浸透度”も異なってくるのだが、
「次代の皇統が秋篠宮家へ移ることは揺るぎませんが、天皇家と比べ、あまりに人気の“格差”が生じているのが現状です。愛子さまが8月上旬、三重県にお出ましになった時は方々で歓声が上がりましたが、その数日後、悠仁さまが広島を訪問された際は、沿道やご訪問先での盛り上がりは比べるべくもなかった。秋篠宮ご夫妻の地方お出ましの際でも、一般の奉迎者が数人しかいないこともあるのです」(同)
また宮内庁が24年4月から運用しているインスタグラムでも、かねて両家の“格差”が指摘されてきた。
後編では、紀子妃が抱えておられる「焦燥感」の正体について、より詳しく報じる。
「週刊新潮」2026年9月24日・10月1日号 掲載
