“メッシ2世”と呼ばれた男はなぜ消えた? 元バルサDFが明かすガイ・アスリンの才能「ラ・マシアで見た中で最高だった」
かつて「メッシ2世」と呼ばれ、バルセロナの下部組織で将来を嘱望されたイスラエル人アタッカーがいた。ガイ・アスリンだ。元バルセロナのマルティン・モントーヤは、同世代でプレイしたアスリンについて「ラ・マシアで見た中で最高」と語っている。
スペイン紙『SPORT』が9月30日に掲載したインタビューで、モントーヤは自身の世代でトップチーム昇格を期待されながら、その後キャリアが伸び悩んだ選手について言及。その一人としてアスリンの名前を挙げた。
そして、アスリンについてはこう振り返っている。
「ガイ・アスリンはバルサBにいたとき、バルサBからトップチームへ移行する段階で、トップチームに定着できなかった。彼らは『次のメッシ』と考えられていた選手たちだ。そうなるだけの将来性と能力があると言われていた」
なかでもアスリンへの評価は高かった。
「私の世代にはティアゴ・アルカンタラ、オリオール・ロメウ、クリスティアン・テージョ、イサーク・クエンカらがいた。とても良い世代だった。その中でも、ガイ・アスリンは全員の中で際立っていた。トップチームに上がり、全員より先にデビューした。そうした将来性があったけど、その後は定着できなかった」
アスリンは2003年に12歳でバルセロナの下部組織へ加入し、2007年には16歳でバルサBに昇格。早くから才能を高く評価され、「新メッシ」として注目を集めた。
2009年には当時ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いていたトップチームで公式戦デビュー。国王杯のクルトゥラル・レオネサ戦で途中出場し、18歳でトップチームの公式戦を経験した。
しかし、その後はトップチームに定着できず、2010年にバルセロナを退団。マンチェスター・シティへ移籍した。
以降はマンチェスター・シティ、ブライトン、ラシン・サンタンデール、グラナダ、エルクレス、マジョルカ、サバデル、ハポエル、カイラト・アルマトイなど複数のクラブを渡り歩いた。2022年にイタリアのユニポメツィアとの契約を終え、現役を退いている。
ラ・マシアで「メッシ2世」とまで期待された逸材は、トップチームでわずか1試合の出場に終わった。それでも、同世代でプレイしたモントーヤの記憶には、その突出した才能が今も残っているようだ。
