光股弁護士が解説する「独占配信」のカラクリ。「無理やりつくりだしている」NetflixのWBC放映権獲得の裏側
YouTubeチャンネル「となりの弁護士放送局」が「「独占配信」ってどういう意味?」と題した動画を公開した。光股知裕弁護士とインターン生の吉田さん、笹本さんが、NetflixによるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の国内独占配信を題材に、スポーツ放映権の法的な正体や問題点について深く掘り下げた。
動画は、次回WBCの放映権をNetflixが推定150億円で獲得した話題からスタート。前回の約5倍に跳ね上がったという金額に、笹本さんが「日本の民放は手も足も出ず」と説明すると、吉田さんも「スマホない人はどうやって見るの」と、有料放送に限定される現状への懸念を口にする。
続いて話題は、そもそもスポーツの試合が「著作物」にあたるのかという疑問へ。光股弁護士は、フィギュアスケートなどは著作物性があるとしつつも、野球やサッカーの試合自体は「思想や感情を表現したものではない」ため著作物には該当しないと解説。ではNetflixは何を根拠に独占を主張できるのか。光股弁護士は、「施設への立ち入り・撮影権」と「全選手の肖像の商業利用権」を丸ごと買い取っていると説明し、「契約で無理やりつくりだしている」と、独占配信のカラクリを明かした。
さらに、イギリスにおける「ユニバーサル・アクセス権」を紹介。「金さえ払えば国民的イベントを独占しても良いのか」という問題提起に対し、公共性の高いスポーツは法律で独占が禁止されている事例を挙げた。また、データを基にアニメ等で試合を再現する「抜け穴」についても、将棋の棋譜を無断配信した事件の判例(東京地裁令和7年5月21日判決)を引き合いに出し、主催者の営業上の利益を侵害する不法行為にあたる可能性が高いと注意を促した。
終盤では、独占配信によってスポーツバーで試合が流せなくなるなどの実生活への影響にも言及。話題のニュースの裏に潜む複雑な権利関係を、身近な視点からわかりやすく解き明かす、知的好奇心が刺激される内容となっている。
動画は、次回WBCの放映権をNetflixが推定150億円で獲得した話題からスタート。前回の約5倍に跳ね上がったという金額に、笹本さんが「日本の民放は手も足も出ず」と説明すると、吉田さんも「スマホない人はどうやって見るの」と、有料放送に限定される現状への懸念を口にする。
続いて話題は、そもそもスポーツの試合が「著作物」にあたるのかという疑問へ。光股弁護士は、フィギュアスケートなどは著作物性があるとしつつも、野球やサッカーの試合自体は「思想や感情を表現したものではない」ため著作物には該当しないと解説。ではNetflixは何を根拠に独占を主張できるのか。光股弁護士は、「施設への立ち入り・撮影権」と「全選手の肖像の商業利用権」を丸ごと買い取っていると説明し、「契約で無理やりつくりだしている」と、独占配信のカラクリを明かした。
さらに、イギリスにおける「ユニバーサル・アクセス権」を紹介。「金さえ払えば国民的イベントを独占しても良いのか」という問題提起に対し、公共性の高いスポーツは法律で独占が禁止されている事例を挙げた。また、データを基にアニメ等で試合を再現する「抜け穴」についても、将棋の棋譜を無断配信した事件の判例(東京地裁令和7年5月21日判決)を引き合いに出し、主催者の営業上の利益を侵害する不法行為にあたる可能性が高いと注意を促した。
終盤では、独占配信によってスポーツバーで試合が流せなくなるなどの実生活への影響にも言及。話題のニュースの裏に潜む複雑な権利関係を、身近な視点からわかりやすく解き明かす、知的好奇心が刺激される内容となっている。
YouTubeの動画内容
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