「さすがにうるさい」「すごい声の人いる」幕下の取組で客席から″奇声″ 熱戦の最中に響く叫び声にファン困惑

幕下の一番で熱戦が繰り広げられる中、客席から女性の“奇声”のようなものが聞こえる一幕があった。推し力士を応援するあまりの熱狂的な声援に相撲ファンは困惑。「すごい声の人いる」「さすがにうるさい」などの反響が寄せられた。
それは幕下四十五枚目・時天嵐(時津風)と幕下四十六枚目・天狼星(錣山)の一番だった。
時天嵐は平成13年生まれの24歳。青森・西津軽郡出身で、令和六年三月場所に初土俵を踏んでいる。対する天狼星は平成18年生まれの20歳。モンゴル・ウランバートル出身で元横綱・朝青龍の兄で、新日本プロレスで活躍したブルー・ウルフのドルゴルスレンギーン・セルジブデさんを父に持つ。横綱・豊昇龍(立浪)は従兄弟にあたる。
そんな両力士の取組では、女性の“奇声”とも言えるような声援が館内に響き渡った。
立ち合い、時天嵐が突き押しで天狼星を土俵際まで追い込んだが、天狼星も粘りを見せ圧力をかけて逆に時天嵐を土俵際へと追い込んだ。しかし天狼星が踏ん張った際に足を滑らせてしまったのか、倒れ込んでしまった。その瞬間、天狼星はがっくりとうなだれてしまった。
しかし、行司軍配は天狼星に上がった。審判団から物言いがつき「西方力士(天狼星)が落ちるのと、東方力士(時天嵐)の足が出るのが同時ではないかと物言いがつきましたが、協議した結果、東方力士の足が先に出ておりました」とアナウンスも入った。がっくりとうなだれていた天狼星が白星を挙げ、4勝3敗の勝ち越しで今場所を終えた。一方の時天嵐は3勝4敗の負け越しとなった。
勝負が決まりそうな時、館内には女性の“奇声”にも似た声援が鳴り響いていた。天狼星が崩れ落ちる瞬間には、「キャアアアアア」という甲高い声が確認でき、この音に相撲ファンは「すごい声の人いる」「さすがにうるさい」など困惑する声を寄せていた。
日本相撲協会は「大相撲観戦時のお願い」として「相撲場内外でみだりに気勢を上げ騒音を出す行為」「その他相撲競技の進行及び施設管理の運営に妨げとなる、または他のお客様に迷惑を及ぼすと判断する行為」等を“お断り”としている。
また近年では“推し活”の文脈でも大相撲は人気コンテンツとなっている。好きな力士の取組を生観戦した際は全力で応援したくなると思うが、一方で誰もが気持ちよく相撲を楽しめるよう、周囲への配慮が求められる。(ABEMA/大相撲チャンネル)
