【森雅史の視点】2026年9月20日J1リーグ第8節 FC町田ゼルビアvs柏レイソル
J1リーグ第8節 町田 2-4 柏
17:03キックオフ 町田GIONスタジアム 入場者数12,703人
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カウンターに特長がある町田とボール保持を得意とする柏の対戦は、雨でぬかるんだピッチでの戦いとなった。当然の如く柏がボールを保持し、町田が反撃の機会を狙う展開となる。望月ヘンリー海輝を高い位置に上げて起点にしようとする町田に対し、柏は望月とドレシェヴィッチの間を狙うという構図もあった。柏の狙いがうまく機能していたかに思われたが38分、望月がスライドの大きさを生かして右サイドを突破。テテ・イェンギ、相馬勇紀とつないで最後は相馬がヘディングで押し込んだ。ところが後半、意外な形で柏が追いつく。右サイドを抜け出してゴールラインまで進んだ瀬川祐輔がクロス。これがギリギリの角度でゴールに飛び込んだ。さらに58分、町田の守備の構造としてマンツーマンの守備を取っていないポジションにCKからつないで遠藤渓太がミドルシュートを決める。さらに65分、小泉佳穂もミドルシュートを決めて3点目。88分には瀬川が反転シュートでトドメを刺した。町田はゴール前の混戦から90+2分、小川航基が冷静に蹴り込んで一点を返すが、もう時間が残っていなかった。町田にとって幸いなのは、天皇杯はあるもののここからインターナショナルマッチウイーク(IW)に入り中断することだろう。ここで負傷者の回復を待つことができる。そして柏はIWの間、この日の幸せな体験を噛みしめ続けられるはずだ。
森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート

森雅史(もり・まさふみ)
