リヨンのサポーターをなだめるトリソ(8番)とフォンセカ監督(右)。ライバルを侮辱する横断幕が問題視され、試合は一時中断した。(C)Getty Images

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 リーグ・アンで、試合が約15分間にわたり中断されるという異例の事態が発生した。原因は、サポーターが掲げた侮辱的な内容の横断幕だった。フランス紙『L'Équipe』が詳報している。

 事件が起きたのは現地9月19日、中村敬斗が所属するリヨンがホームにレンヌを迎えた一戦。リヨンが2点をリードしていた36分、ホームチーム側のスタンドで件の横断幕が問題視された。

 そこに記されていたのは、スペイン語で「サンテティエンヌ、お前の母親の女性器」。リヨンのライバルであるサンテティエンヌに向けた、極めて侮辱的な表現だ。

 報告を受けたマテュー・ヴェルニス主審は試合を中断。スタジアムの大型スクリーンやアナウンスで横断幕の撤去が要請されると、スタンドで今度は同性愛嫌悪のチャントが歌われた。
 
 この状況に主将のコランタン・トリソやムサ・ニアカテ、パウロ・フォンセカ監督もサポーターのもとへ向かい、身振りで冷静になるよう説得を試みた。その間にリヨンのウルトラスと警備員が、現場にいたカメラマンの取材活動を妨害する一幕もあったという。

 事態はなかなか収拾がつかず、両チームは一旦ピッチを離れることに。再開後、後半に2点を追加したリヨンが4-0で勝利。思わぬアクシデントのあった試合でベンチスタートだった中村は、79分に途中出場した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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