ル・アーブルで主力として存在感を示し続けている瀬古。(C)Getty Images

写真拡大

 フランス1部のル・アーブルを率いるディディエ・ディガール監督が、日本代表DF瀬古歩夢を高く評価した。

 ル・アーブルは9月19日に開催されるリーグ・アン第5節でトゥールーズと対戦する。クラブは前日会見の模様を公式YouTubeチャンネルで公開。そのなかでディガール監督が26歳の日本人DFについて語った。

 瀬古は昨シーズン、リーグ戦30試合に出場するなど主力として活躍。今夏に行なわれた北中米ワールドカップの日本代表メンバーにも名を連ねた。

 会見では、そうした実績や年齢を踏まえ、今夏に他クラブへ引き抜かれず、ル・アーブルに残ったことを驚いているかと問われると、指揮官は「正直、とても驚いている」と率直に回答した。

 移籍市場について「物事が本来あるべき姿で進んでいないような気がするし、そこに明確な論理があるわけでもない」としたうえで、瀬古の実力についてこう言い切った。

「日常的に彼の姿を見ているからこそ、そう感じるのかもしれない。一方で我々はリーグ・アンで戦い続けている。そんなこのクラブを過小評価するのはやめるべきだと思う。ただ私としては、セコはビッグクラブでプレーすべき選手だ。本当にそう思う」
 
 さらに指揮官は、今夏に水多海斗、中村草太と2人の日本人選手が新たに加わったことによる瀬古の変化にも言及。新加入の同胞をサポートする役割が負担になるのではないかと「少し心配していた」というが、その懸念は杞憂に終わったようだ。

「実際には、彼はむしろ心を開いて接するようになった。彼が充実した日々を送っているのが本当によく分かる」

 そして、「誰もが彼をサッカー選手として見ているが、彼は素晴らしい人間性も持ち合わせている」と称賛。「チームやグループ内の前向きな雰囲気に大きな影響を与えてくれるし、そのような選手を指導できるのは喜びだよ」と続けた。

 実力だけでなく、人間性でも指揮官から厚い信頼を寄せられているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】日本代表、次の4年へいざ再始動!9月・10月シリーズに招集されたメンバーを一挙紹介!