愛知・名古屋アジア大会は19日に開会式が行われる【写真:ロイター】

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運営で問題噴出のアジア大会、韓国戦で北朝鮮国歌流し騒動に

 海外から大会運営への批判が止まらない愛知・名古屋アジア大会で、国歌の取り違えが起き韓国が激怒する事態となっている。よりによって、流したのは今も休戦状態にある北朝鮮国歌。選手たちは困惑し、韓国代表を統括する大韓体育会は大会組織委員会に対して抗議するという。

 韓国紙「スポーツ朝鮮」が18日「あまりにもひどい 日本が再び大失態!」「愛国歌(韓国国歌)の代わりに北朝鮮国歌を演奏」という見出しで報じた。同日岐阜県各務原市のグリーンスタジアムで行われたフィールドホッケー男子のグループリーグA組、韓国がバングラデシュと戦った試合前のことだ。

 記事は「まず韓国国歌の番だったが、愛国歌が流れるとアナウンスした場内アナウンサーの言葉とは裏腹に、スタジアムのスピーカーから聞こえてきたのは驚くべきことに北朝鮮国歌だった。場内アナウンサーはミスを認め『国歌を間違えて流した』と謝罪したものの、今度は愛国歌ではなくバングラデシュ国歌を流してしまった」と場内の様子を伝えている。

 さらに「審判は試合開始時間に追われ、韓国の国歌演奏を省略した」のだという。記事によれば大韓体育会関係者が「事態を把握するため映像などの証拠を収集し、北朝鮮の国歌が流れた事実を最終確認した」「組織委員会へ公式抗議を提出する予定だ」と話したという。

 さらに記事は、2024年のパリ五輪開会式で、場内アナウンサーが韓国を「北朝鮮」と紹介する事件があったと紹介。当時は外交レベルでフランスへ強い抗議の意思を示し、国際オリンピック委員会(IOC)が謝罪する事態に発展した。

 韓国はすでに、選手宿舎のイベントに韓国出兵を行った豊臣秀吉が登場したことで、アジアオリンピック評議会(OCA)と大会組織委員会に遺憾の意と、再発防止の徹底を求める内容の書簡を送付している。さらにこの日、中部国際空港に入国した選手団本隊が、空港で国旗を掲げようとして制止される事件もあり、記事は「豊臣秀吉の演出を巡る騒動を口切りに、太極旗、さらには国歌を間違える問題まで発生し、波紋は広がり続けている」と伝えている。

(THE ANSWER編集部)