投資ドバイザーの鳥海翔が、YouTubeチャンネル「鳥海翔の騙されない金融学」にて「資産4,000万円あれば本当に老後は安心なのか?収入、支出、寿命によって十分な人と足りない人が分かれる理由を解説します!」と題した動画を公開した。動画では、視聴者から寄せられた投資や金融に関する様々な悩みに回答し、投資との正しい向き合い方を解説している。

最初に、新しく登場する投資信託「楽天テック12」を買うべきかという質問に言及。鳥海は「僕は買いません」と明言し、その理由を「新しい商品が出るたびに振り回されていられない」からだと語る。新商品が気になった場合は、なぜ気になったのかを言語化し、「高いリターンが見込めそうだから」「SNSで誰かが勧めていたから」といった不明確な理由であれば手を出さない方が良いと指摘。一方で、現在保有している投資先の課題を明確に解決できる商品であれば、乗り換えを検討する余地があると説いた。

続いて、銀行窓口で勧められたラップファンドの断り方について解説。「手数料が高い」「リターンが低い」など商品の良し悪しで断ろうとすると、営業のプロから理屈で反論されて泥仕合になると注意を促す。効果的な断り方として、「息子から投資は絶対にするなと言われている」「顧問のFPと契約している」など、自分一人ではどうしようもない「感情的・外部的な理由」をあらかじめ用意しておくことで、相手を諦めさせる「戦わずして勝つ」方法を伝授した。

さらに、新NISAでS&P500、オールカントリー、日経平均に分散投資しているが、対象を絞った方が良いかという悩みに対しては、「インデックス投資は100点(1位)を取る必要はない」と断言。どの投資先が一番伸びるかは誰にも分からないため、周りの動向に惑わされず「自分なりの正解を1個決める」ことが重要だと語る。頻繁に売買を繰り返すことはインデックス投資の根本的な考え方から外れるため、最初に決めた配分を淡々と継続することが大切だと述べた。

動画の終盤では、「資産4000万円あれば楽勝」といった趣旨のコメントに対し、収入や支出、理想の人生設計によって必要なお金は変わると一蹴。他人の意見や新商品に振り回されず、自分自身のライフプランや投資の軸をしっかりと持つことの重要性が分かる内容となっている。

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