警視庁に逮捕されたヤマトリノこと田沢梨乃容疑者(本人SNSより)

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「かなり前ですが、1回だけ薬物を吸っているのを見たことがあります。でも、依存しているようなイメージはそこまでなかったんだけど……」──9月15日、人気キャバ嬢・ヤマトリノこと田沢梨乃容疑者(27)が、港区六本木の自宅マンションでコカイン約0.4グラムを所持していたとして、麻薬取締法違反の疑いで現行犯逮捕された。

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 逮捕の直前、 ヤマトリノ容疑者は雨の降る夜に深夜の六本木の路上を私服姿でトボトボと歩いていた。六本木の人気キャバクラ店「JUNGLE TOKYO(ジャングル東京)」で月2億3000万円を売り上げたこともある容疑者。しかしその日は、夜の街で見せる煌びやかさは影を潜め、どこか浮かない足取りだった。

 夜の世界でトップクラスへと上り詰めた彼女の歩みについて、スポーツ紙記者はこう明かす。

「田沢容疑者は19歳ごろから夜職を始め、六本木の人気店でキャリアをスタートさせました。その後、2022年夏に歌舞伎町のキャバクラ店へ移籍すると、一気に店のナンバーワンになった。

 その勢いのまま、『JUNGLE TOKYO(ジャングル東京)』に移籍して六本木へのカムバックを果たし、今年の誕生月には2億3000万円を売り上げるなど、その人気を確固たるものにしました。さらにYouTubeの人気オーディション番組にも出演するなど、夜の世界にとどまらない活躍を見せていました」

 そんな彼女は、なぜ薬物に手を染めたのか。親交のあった知人男性が、彼女の素顔と夜の世界の歪な構造を明かした。

「友達営業で分け隔てがない」

 男性は実際に田沢容疑者の接客を受けたことがあるという。まず語られたのは、動画やSNSで見せていた姿と変わらない、彼女の「キョリの近さ」だった。

「接客中も歯に衣着せずに物事を言うスタイルの子です。動画で見ている、あの感じそのまんまですよ。俺に対しても最初から敬語は使わず『タメでいいじゃん、うるせえよ』みたいな感じでしたから」

 その媚びない物言いが、彼女の営業スタイルだった。

「リノはいわゆる"友営"、友達営業が多いんです。どんなに地位のある人でも、イカつい人でも、誰に対してもその態度でやれる。いい意味でほんと分け隔てがないんですよ」

 六本木の店には、さまざまな客が来店する。誰が相手でも距離を詰め方を変えない。その姿勢が、彼女の人気を高めた原動力だった。

「潰れないために吸う」

 そんな田沢容疑者は、なぜコカインに手を出すことになったのか。前出の知人男性は、六本木キャバクラを取り巻く環境そのものに原因があったのではと指摘する。

「キャバ嬢がコカインをやり始める理由は、大前提として『コカインを吸うと酒が飲めるようになる』からという側面が大きいからなんですよ。シャンパンをたくさん開けて、いっぱい飲むとふつう潰れてしまう。そうならないためにどうすればいいか、コカインに辿り着いちゃう子がいるんですよね。

 キャバ嬢もリスクのある仕事ですから、潰れて記憶がなくすと変な思いをするかもしれない。じゃあコカインをキメて体を興奮させて酔いをとばしてやろうってなる」

 当然ながらコカインとアルコールの併用は極めて危険なものであり、どんなことがあっても真似してはならない。もっとも、この知人の目に映っていた田沢容疑者は、薬物にのめり込んでいる女性ではなかったという。

薬物依存して離れられないっていうよりも、仕事としてやってる印象だったんですけどね。六本木という街がリノを変えてしまったんじゃないかな」

 自宅からはコカインとみられる白い粉末の入った袋が、ほかに21袋見つかっている。取り調べに対し、田沢容疑者は「自宅にあったコカインは2人のものです。2人で一緒に使っていました」と容疑を認めているという。

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