阪神ナイン(森下翔太=中央)/(C)共同通信社

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 崖っぷちだ。

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 阪神は14日、甲子園で中日に0-6で敗れ、3試合連続ゼロ封負け。今季ワーストの6連敗を喫した。

 6連敗の最大の要因は、6試合でわずか4得点の貧打だ。中でも、森下翔太(26)、佐藤輝明(27)の中軸コンビが揃って絶不調。森下は21打数2安打、打率.095、2本塁打、2打点で、佐藤も23打数5安打、同.217、1本塁打、1打点。56イニング連続適時打ナシで、他の打者で打点を挙げたのは中野の1打点だけ、という体たらくだ。

 試合後の藤川球児監督は「ベストを尽くそうとしている」と話したが、得点力不足に手をこまねいているのが現状だ。

 12日の巨人戦(東京ドーム)では、約1カ月ぶりに一軍に上げた昨年ドラフト1位の立石正広(22=創価大)を2番に起用し、中野を6番に下げた。立石は2安打したが、翌13日の中日戦はスタメン落ち。この日は6番でスタメン起用したものの、3打数無安打に終わった。NHK BSのテレビ中継で解説していたヤクルトOB宮本慎也氏は立石について、バットが外回りして出てくるので、芯に当たればファウルになる、などと指摘。期待の新戦力も即効薬にはなっていない。

「藤川監督の“無策”が、泥沼の連敗の要因」

「13日の中日戦では、九回2死満塁で9月に入って無安打と苦しむ坂本誠志郎に代打を送らず右飛に倒れ、ファンからは起用を疑問視する声が上がった。藤川監督は『そのあとの守りもあるし』と説明したが、1点を取れば勝てる場面で、正捕手を代えてでもバットを託せる選手がいないのも問題です。結局、森下、佐藤の復調を待つほかに打開策を見いだせない藤川監督の“無策”が、泥沼の連敗の要因になっています」(コーチ経験のある球団OB)

 そんな阪神に重くのしかかっているのが甲子園との相性の悪さだ。9月の甲子園は5戦全敗で、14日終了時点で24勝26敗1分けと負け越し。甲子園でのチーム打率は.229、平均得点もわずか約2.7点では、いくら投手が踏ん張っても白星は遠い。

 阪神はその甲子園で振替日未定の広島戦2試合を含め、まだ11試合も残している。一方、甲子園以外の球場では45勝30敗と貯金15。極端な「外弁慶」ぶりが、ここにきて藤川阪神を窮地に追いつめかねない。このまま森下と佐藤の復活を待つだけでは、甲子園の大歓声もむなしく響くばかりだ。

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 ところで佐藤は今オフのメジャー挑戦が囁かれており、移籍先の最有力候補がドジャースだとされていた。しかし、ここにきてドジャース入りに暗雲が垂れ込めている。いったいなぜか。●関連記事 【もっと読む】阪神・佐藤輝明ドジャース入りに暗雲か? 大谷翔平が思わぬ“遠因”になる可能性 では、それらについて詳しく報じている。