バレー日本と2年ぶり激突、韓国はどんなチーム? 指揮官は日本を参考に…強みは「チームワーク」
買取大吉 アジア男子バレーボール選手権大会 福岡2026
バレーボール男子のアジア選手権は11日、福岡・北九州市立総合体育館で準々決勝が行われ、世界ランキング6位の日本が同49位インドに3-0(25-17、25-15、25-19)のストレート勝ちを収めた。優勝すれば得られる2028年ロサンゼルス五輪の出場権へ、あと2勝に迫った。12日の準決勝でぶつかるのは同24位の韓国。一体どんなチームなのか。指揮官や選手に話を聞いた。
10日の準々決勝で中国を3-1で破り、ひと足先にベスト4進出を決めた韓国。日本バレーボール協会(JVA)によると、日韓戦が実現するのは2024年7月14日の韓国招待試合以来、約2年ぶり。その前は2022年8月のAVCカップ、2019年9月のアジア選手権と2020年代では2度しか対戦がない。直近2試合は1勝1敗。通算成績は65勝64敗と拮抗している。
久々の対戦となる韓国を2024年から率いているのが、ブラジル出身のイッサナエ・ラミレス監督だ。中国戦後の取材で、指揮官は日本を参考にしてきたことを明かした。
「実は私は昨年、日本に来ていたんです。(大阪)ブルテオン、(日本製鉄堺)ブレイザーズ、ジェイテクト(STINGS愛知)を訪れ、ここのコーチたちと意見を交わし、日本のバレーを少し学ぶことができました」
だからこそ、日本と戦えることにワクワクしているという指揮官。「韓国と日本の選手は身体的にとても似ていますから。日本はバレーのプレーを様々な形で変えてきました。パイプの使い方、ミドルの使い方、ミドルを相手にした戦い方……。彼らは私たちに試合の解決策をいくつか教えてくれました。それは私にとって大きな学びでした」。先を行くライバルに敬意を込める。
この3年間、高い打点のスパイクを打つこと、サーブのバリエーションを増やすことなどに取り組んできた。指揮官がチームの一番の強みに挙げたのは「素晴らしいチームワーク。2つ目は速いプレーができること」。さらに高い打点のスパイクも身につけ、「私たち首脳陣も、状況を管理するためのいい統制が取れています。本当に高いレベルに戻ってくることができました」と自信を覗かせた。
中国戦で11得点、9本のディグと攻守に活躍したアウトサイドヒッター(OH)のイム・ソンジンは「私たちは簡単なチームではありません。空気をとてもポジティブに変えることができる。全ての選手が決して諦めない姿勢を見せます。だから今日もひっくり返して勝利できたと思います」と粘り強さに自信を持つ。準々決勝では中国を13も上回る67本のディグを重ねるなど、なかなかボールを落とさなかった。
攻撃面では、準々決勝終了時点で大会2位の79得点を挙げているOHのホ・スボンが要。同8位の53得点をマークしているオポジットのイム・ドンヒョクも要警戒だ。イム・ソンジンは「私たちにとっては、アジア選手権で準決勝に進むのは久々なこと。そのため、より強い欲望を持っていますし、私たちも本当に優れたバレーができると証明したいと心から思っています」と静かに闘志を燃やしていた。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)

