ブルージェイズ・岡本和真(提供・共同通信社)

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 「ブルージェイズ4-7オリオールズ」(11日、トロント)

 ブルージェイズ岡本和真内野手が2試合ぶりの31号アーチを放った。これでドジャース・大谷翔平投手を抜き、ホワイトソックス・村上宗隆内野手と並んで今季日本勢トップタイ。本拠地は大歓声に包まれた。

 6点を追う四回だった。カウント1ボールからの2球目、真ん中のシンカーを完璧にとらえ右中間へたたき込んだ。飛距離は約122メートル。ダイヤモンドを一周してベンチに戻ってくると、三塁側のスタンドのファンが総立ちでスタンディングオベーションだ。

 これで松井秀喜氏がメジャー2年目にマークした31号に並んだ岡本。7月にオールスターで解説を務めた際、報道陣の取材に応じた松井氏は「私と違って好青年」と笑いを誘いつつ「対応力が高いというか、すごいですよ。これだけの成績を残しているので素晴らしい対応力。私とまったく違う」と評していた。

 岡本は前カードのアスレチックス戦で2試合連続アーチを放って30号に到達。ブルージェイズの新人記録を更新し続け、打点も試合前時点で83をマークしていた。確かな長打力と勝負強さでチームをけん引している。

 8月にスランプに陥り、左膝打撲のアクシデントでスタメン落ちする状況もあった中でたくましく数字を伸ばし続けている。チームは現在、2年連続のワールドシリーズ進出を目指し、ガーディアンズと激しいワイルドカード争いを繰り広げている。負けられない戦いが続く中、岡本が大きな一発を放った。

 さらに六回無死一塁の第3打席では、追い込まれながらも内角のボールをきれいに引っ張り込んで左翼線への二塁打。2試合ぶりのマルチ安打で反撃の姿勢を示し続けた。

 しかしチームは先発のシャーザーが2回までに6失点の炎上。九回にベイトマンのMLB初本塁打となる2ランで追い上げるも、序盤の大量失点が大きく響き痛恨の連敗となった。