29日の阪神戦で7回、死球を与えた森下に謝罪する赤星(撮影・飯室逸平)

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 「阪神4-1巨人」(29日、甲子園球場)

 巨人の赤星優志投手が七回1死から阪神の森下翔太外野手に死球を与えた。心配そうな表情を浮かべてすぐにマウンドから打席付近へ駆けつけ森下に謝罪した右腕。その傍らで寄り添ったベテランの姿にファンの注目が集まった。

 カウント2−2からの6球目だった。抜けた148キロが森下の左前腕付近を直撃した。慌ててマウンドを駆け下りて謝罪し、沈痛な表情を浮かべた右腕。するとそのそばにベテランの坂本がそっと歩み寄った。

 スタンドから怒号が飛び交う異様な雰囲気の中、何か言葉をかけるわけでもなく、そっと隣に寄り添った坂本。その後、橋上監督代行がベンチから出てきて2人を引き離す形になった。赤星は降板後、阪神ベンチに向かって深々と頭を下げた。

 幸いにも森下は西宮市内の病院を受診し、「左前腕部の打撲」と診断されたと阪神が発表した。真剣勝負の中で起こった不慮のアクシデント。チームメートを1人にさせなかった坂本の行動に「ほんま坂本さんのこういうところよな」「坂本に、いい先輩感を感じてしまった」「私が赤星の立場だったら坂本勇人にめちゃくちゃ救われる」「赤星を橋上も坂本も誠意ある対応なので文句言えん」とファンも注目していた。