トヨタ「“5人乗り”コンパクトカー」がスゴい!

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最安グレード「ヤリスX」とは

 日本自動車販売協会連合会(以下、自販連)が2026年7月6日に発表した2026年1月から6月のブランド通称名別新車販売台数ランキングにおいて、トヨタ「ヤリス」がシリーズ全体で7万2236台を販売し、軽自動車を除く登録車部門で1位となりました。

 経済性も魅力の一つであるヤリスですが、ラインナップのなかでもっとも車両価格を抑えたモデルはどのような仕様なのでしょうか。

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 ヤリスは、1999年に発売された「ヴィッツ」を前身とするトヨタのコンパクトカーです。4代目へのフルモデルチェンジにあたり、グローバル共通の車名「ヤリス」に統一され、2020年2月に発売されました。

 コンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)を初採用し、軽快なハンドリングと上質な乗り心地、最新の安全技術を備えたモデルとして開発されました。

 ボディサイズは全長3950mm×全幅1695mm×全高1495-1510mm、ホイールベース2550mmです。

 パワートレインは1リッターガソリン、1.5リッターガソリン、1.5リッター+モーターのハイブリッドを用意。駆動方式は2WD・4WD・E-Four(電気式4WD)から選べます。1.5Lガソリン車では6速MTもラインナップされます。

 登場後も改良を重ね、2021年5月に全車速追従機能付レーダークルーズコントロールの標準化、2022年8月にドライブレコーダー付自動防眩インナーミラーの追加が行われました。

 直近では2026年2月20日に一部改良を発表し、3月2日に発売しています。電動パーキングブレーキのハイブリッド車への標準装備化やスマートエントリー&スタートシステムの全グレード標準化が実施されました。

 また、全グレード共通でドアミラーとシャークフィンアンテナがブラック加飾に統一されています。

 このほか、ナビゲーション機能の拡充や新色「マスタード」の追加なども行われました。

 現行の通常販売グレードは上位から順に「Z」「G」「X」の3グレードで構成されています。1リッターエンジンを選べるのはG・Xのみで、Zは1.5リッターのみの設定です。

 そんなヤリスのラインナップのなかで、最も安価なモデルがガソリン車の「X(1リッター・CVT・2WD)」はもっとも車両価格が低く設定されており、の組み合わせとなっています。

 外装は、プロジェクター式ハロゲンヘッドランプと14インチスチールホイール(樹脂フルキャップ付)を採用したエントリー向けの仕様です。

 内装は、シート表皮にファブリックを採用。

 メーターはG・Zに採用される7インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが装備されますが、Xではアナログメーターと4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイの組み合わせです。

 ステアリングホイールはウレタン3本スポーク仕様で、フロントソフトアームレストは装備されていません。

 駆動方式は2WD(FF)で、燃費はWLTCモードで20.2km/Lとなっています。

 安全装備については、全グレードに標準装備される予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」がXにも対応。

 プリクラッシュセーフティ(歩行者昼夜・自転車昼夜・自動二輪車昼の検知機能付)、全車速追従機能付レーダークルーズコントロール(1リッターには設定なし)、レーントレーシングアシストなどが含まれます。

 X(ガソリン車・1リッター・CVT・2WD)の価格(消費税込)は169万7300円です。最上位に位置するZ(ハイブリッド車・1.5リッター・E-Four)は288万4200円で、その差額は約118万7000円となっています。

 ヤリスの基本的な走行性能と安全装備を備えながら、Xはラインナップ全体のなかでもっとも車両価格を抑えたグレードとして設定されています。