「ローテの柱となる投手が必要」平良海馬に集まる米スカウトの目 村上宗隆の“成功例”を受けてWソックスメディアが補強を熱望「動く十分な理由がある」

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平良がポスティングすれば複数球団が興味を示しそうだ(C)産経新聞社

 今月25日、西武の平良海馬が本拠地での日本ハム戦で先発登板し、7回無失点と好投し今季10勝目をマークした。この日、現地には米球界スカウトなどメジャー関係者が視察に訪れていたこともあり、26歳右腕のパフォーマンスははやくも海の向こうで大きな話題となっている。

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 かねてよりメジャー移籍への意欲を示してきている海馬は、MLB関係者からすでに今オフでの獲得候補としてマークされている存在だ。今季、19試合で10勝3敗、防御率1.46(117イニング)、109奪三振などのスタッツを残すなど、先発としてキャリア最高とも言えるシーズンを送っている。

 日本ハム戦には複数のメジャー球団スカウトが訪れており、その中ではホワイトソックスの関係者も含まれていたという。今シーズン獲得した村上宗隆がチームと中心打者として活躍している“成功例”が、新たな日本人選手に関心を向ける大きな理由となっていることは間違いない。

 そして、シカゴメディア『ON TAP SPORTS NET』の中でも、地元球団が熱視線を注いでいる海馬のポテンシャルを高く評価している。

 現地時間8月27日配信の記事では、「ホワイトソックスが、またしても日本の逸材を視察するため太平洋を渡った」と報じながら、スカウトたちの前で繰り広げられた海馬の投球について、「圧巻のピッチング」「直球の平均球速は97.3マイル(約156.6キロ)を記録した」などとレポート。

 また、昨季までの低迷から一転して、今季、ポストシーズン進出も現実味を帯びているホワイトソックスの戦力を分析し、今後に向け、「本当に優勝争いを続けられることを証明するためには、まだローテーションの柱となる投手が必要でもある」と訴えながら、「そこで浮上するのが、NPB最高峰の投手だ」と主張する。

 同メディアは現在の村上の活躍などから、「フロントが日本からメジャーに渡る選手への自分たちに対する評価に自信を持っている」などと読み解きながら、「もしタイラがポスティングシステムによってMLB球団との交渉が可能になれば、ホワイトソックスには獲得に動く十分な理由がある。先発投手を必要としていることに加え、日本市場での補強を成功させた実績もあるからだ」などと論じている。

 さらに、ピッチングの特徴として、速球が平良の最大の武器と評する同メディアは、「防御率1.46という数字は偶然では残せない。空振りを奪い、失点を最小限に抑え、試合そのものをコントロールできる投手だ」とも分析している。

 今回の好投が話題となったことで、平良の名前が今後さらに米国内でクローズアップされることは間違いなさそうだ。そして、村上に続く日本人選手の獲得を視野に入れているホワイトソックス球団の動きにも、大きな注目が集まる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]