北中米W杯で時に選手以上に注目を集めたインファンティーノ会長とトランプ大統領(右)。(C)Getty Images

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 イングランドの審判部門責任者を務めるハワード・ウェブ氏が、フォラリン・バロガンのレッドカード騒動を巡り、国際サッカー連盟(FIFA)を痛烈に批判した。英紙『Daily Mail』が伝えている。

 アメリカ代表のエースFWバロガンは、北中米ワールドカップの決勝トーナメント1回戦、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦で一発退場となり、出場停止処分を受けた。しかしその後、アメリカのドナルド・トランプ大統領が、FIFAジャンニ・インファンティーノ会長に電話をかけたなか、その処分は12か月間の執行猶予となり、世界中で物議を醸した。

 ウェブ氏は「この件に本当に心を痛めた」と心境を明かし、次のように語った。

「政治家からFIFAに圧力がかかったことは、それが認められた以上、周知の事実だ。出場停止処分は、大会開始前には存在していなかったと思われるプロセスを経て、今大会に限り猶予された」
 
 55歳の同氏は「我々が今生きている世界は、私が審判として活動していた頃とは異なっている。かつては、下された決定が『正しい』か『間違っている』かという観点だけで評価されていた」と指摘。それが今では「あまりにも頻繁に、ソーシャルメディアに書き込みたがる人々が、決定を『正しい』か『不正』で判断している」と訴えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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