「夫は1週間くらい放心状態でした」34歳で夫に黙ってセクシー女優に。冷めていた夫婦関係に起きた“思わぬ変化”
――それでも、話は聞いてくれたわけですね。
「はい。そしたら『1本だけでも身バレするリスクはある』とか『残したいだけならばセクシー女優という手段でなくてもいいのでは』とか、真摯に教えてくださったんですよ。ここ、ちゃんとした会社だ!って感激しました」
――そのうえで、木下さんが出した結論は?
「身バレするかも、という点で迷っていたのですが、『デビューしたら写真集は出せるかも』と言われて、『写真集!?ステキ……』となってしまったんですよね。それでデビューを決意しました(笑)。
◆カミングアウトしたら「夫は1週間くらい放心状態でした」
――デビューが決まってから、心の迷いはなくなりましたか?
「実は、その時点でもかなり揺れていましたね。『ヤバい。これは人生最大の決断になるぞ』って、ずっと思っていました。まさかマドンナの専属女優になれるとは考えてもいなかったから……。でも、DVDのパッケージを私1人で撮ってもらえるって聞いて『何それ、カッコイイ!』って、大喜びもしていたという(笑)」
――迷いが晴れたのは、どんなタイミングだったのですか?
「デビュー作を撮影した時です。こんなに真剣に、たくさんの人たちが関わってくれていることにビックリしたんです。軽い気持ちでこの世界に入ったけど、現場を見たらすごくクリエイティブな空間で感動してしまいました。もう旦那のことはどうでもいいかなってくらい(笑)」
――夫婦関係が上手くいっていなかったのですか?
「そうですね。デビュー前からどこか表面的な関係になっていましたが、デビュー後は明確に不仲になっていきました。日々の生活の中で、私が夫からないがしろにされていると感じるようになってしまったんです。一方、私も夫に隠しごとをしている後ろめたさがあったから……。デビューから2年経った頃、ついに『私は自分の生きたいように生きていきます!』と宣言して、セクシー女優であることを告白してしまいました」
――その時の旦那さんの反応は?
「ショックだったようですね。1週間くらいは放心状態でした。その後も私に対しては優しくしてくれていましたが、ずっと夜も眠れないみたいでした。私の決意を汲んでしまったがゆえに、精神的に不安定になってしまったようです」

