なぜ、これほどまでに執着するのか…(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ

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 美人ストーカーは架空の女になりすまし、一方的に連絡を絶った元カレとヨリを戻そうとしていた。

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 元交際相手(35)から中絶費用として現金をだまし取ったとして、兵庫県警尼崎北署は13日、詐欺の疑いで元会社員の大田夏樹容疑者(35)を逮捕した。

 2人は2年前の11月、マッチングアプリで知り合った。約1カ月間の交際の後、「性格の不一致」を理由に男性から別れを告げられた夏樹容疑者は、一方的にフラれたことに納得がいかなかったのか、仰天の行動に出た。

「元カレに着信拒否をされたため、実在しない人物を装い、会社から貸与されているスマホを使って元カレに『電話をいただけますか』とメッセージを送った。本人はもう一度やり直したかったようで、元カレから連絡さえくれば、また自分の方を振り向いてくれるはずだと思い込んでいた」(捜査事情通)

 男性が無視を続けていると、架空の女を装った夏樹容疑者から「あなたの元交際相手の夏樹さんを殺しますよ」「夏樹さんと連絡を取れ」という謎のメッセージが。男性は怖くなって「よう分からん女が元交際相手の名前を出して変なメールを送ってくる」と警察相談。送り主が夏樹容疑者本人と判明したため、今年4月、ストーカー規制法違反の疑いで逮捕した。

 翌5月、処分保留で釈放された後も、夏樹容疑者は「病にかかった」と診断書を送り、「こんな形で終わりたくない」「ブロックを解除して」「友達でいたいんです」としつこくメッセージを送信。再びストーカー規制法違反で逮捕された。

 その後の調べで元カレと別れた直後に、詐欺行為に及んでいたことが発覚。今回3回目の逮捕となった。

 話は昨年1月にさかのぼる。元カレにフラれた直後、夏樹容疑者は「妊娠した」「復縁して一緒に子どもを育てたい」とウソをつき、結婚を迫った。男性が「結婚も認知もできない」と伝えると、夏樹容疑者は「中絶費用を出して」と10万円要求したうえ、元カレを呼び出して誘惑し、性交した。そして昨年4月、「あの時の子どもができた。2人目だよ」「養育費名目でお金が欲しい」と再びウソをついて150万円を請求した。

「別れてから性交したのはその1回きりで男性は避妊していた。夏樹に中絶費用の明細を見せるよう言っても『母親が保管しているので見せられない』と拒否したため、2回目ともウソやったんちゃうかなと疑い、『金を返して欲しい』と伝えたら80万円の返金に応じた。夏樹は年齢は30代半ばだがかなりのべっぴんさんで普通に結婚できたと思うが、なぜこんなことをしたのか」(捜査事情通)

 美人ストーカーの動機は金か未練か、それともフラれた腹いせか。