日本代表の鈴木彩艶【写真:徳原隆元】

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PSGへの加入は確実も、ユベントス移籍は不透明に

 日本代表GK鈴木彩艶を巡る状況が二転三転しているようだ。

 イタリアメディアでは、連日その動向を報道しているが、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)への移籍後にイタリア・セリエAの名門ユベントスへ期限付き移籍する流れは「交渉が減速している」とされた。

 イタリア・セリエAのパルマで2シーズンを過ごし、北中米共催ワールドカップ(W杯)でも活躍を見せた鈴木は今夏の移籍市場で一躍注目の存在になった。イングランド・プレミアリーグのクラブからの興味も報じられる中で、今月に入りPSGやユベントスへの移籍が濃厚になったとされた。当初はユベントスへの完全移籍が有力とされた中、移籍金の高さもあり頓挫。そこで、PSGが完全移籍で獲得し、ユベントスへの期限付き移籍という複雑な移籍が有力になったとされた。

 一方で、ユベントスの情報に強いイタリア紙「トゥット・スポルト」では「PSGは、まだ鈴木彩艶との合意に達していない。ユベントスはあと1、2日待つ方針だが、状況が進展しなければ、別の候補の検討を始めることになる。ここ数日で鈴木ユベントスへ期限付き移籍する条件を固めていた。しかし、フランスのクラブとの合意がまだ得られていない。交渉が減速しているのは事実だが、完全な破談を意味する決定的な『ノー』ではない。あくまでも、手続きに時間がかかっていることによる停滞だ」としている。

 また、移籍情報専門の「ジャンルカ・ディマルツィオ」では「鈴木彩艶の獲得は遠のきつつある。UEFAスーパーカップ終了後、ビアンコネーリ(ユベントス)の首脳陣とPSGの間では、新たな接触が行われていない」とされ、ユベントスはイングランド・プレミアリーグのトットナムに所属するGKグリエルモ・ヴィカーリオを期限付き移籍で獲得する可能性を模索し始めているとした。

 いずれにせよ、鈴木の去就についてはパルマの専門サイト「パルマ・ライブ」でも「鈴木がパルマを退団することに疑いはない。日本人GKはエミリア地方を離れ、3000万ユーロ超(約55億円)でPSGへ加入する見通しだ。GKとしては天文学的な金額であり、移籍はすでに決着したとみられている。その証拠とされているのが、コッパ・イタリアのカターニア戦に向けた招集メンバーから鈴木が外れたことだ」として、パルマの新シーズン初の公式戦に帯同していないとされた。

 現地時間8月16日にもPSGとのメディカルチェックが行われるともされる中で、そのままPSGで正守護神争いをするのか、それともイタリアの名門に迎え入れられるのか、様々な交渉の着地点が注目される。(FOOTBALL ZONE編集部)