カブス・鈴木誠也 日本選手右打者初の4年連続20号 大谷、村上、岡本と史上初20発カルテットだ
◇ナ・リーグ カブス 8―6 ナショナルズ (2026年8月11日 ワシントン)
カブスの鈴木誠也外野手(31)は11日(日本時間12日)、ナショナルズ戦で7―4の8回にソロ本塁打を放ち、4年連続で20本塁打に到達した。日本勢の4年連続20号は、6年連続のドジャースの大谷翔平投手(32)に続き2人目。日本選手の今季20本塁打以上は大谷、村上、岡本に続いて史上最多4人が達成となり、日本が誇る“最強カルテット”がメジャーで存在感を増している。
力みのないスイングで節目の一発を運んだ。8回1死。鈴木は元巨人・マイコラスの真ん中付近への甘いスライダーを逃さなかった。広島時代の16年には1試合2発も見舞った右腕からは、日米通算4発目。角度29度、速度104・3マイル(約167・8キロ)の痛烈な打球は悠々と中堅フェンスを超え、4年連続の20号に到達した。
日本選手の4年連続20号は、今年で6年連続となったドジャースの大谷に続いて2人目。右打者では自身の持つ最長記録を更新した。今季20本塁打以上の日本選手は、ホワイトソックス・村上、ブルージェイズ・岡本のルーキー2人を含めて4人目。レッドソックス・吉田を含めて過去最多を更新し続けている日本選手5人による今季本塁打は計101本目となった。
1点勝ち越した直後の4回2死一、二塁では、左腕コスグローブのスイーパーを左翼線に運ぶ適時二塁打でリードを広げた。2安打2打点1得点。ここ最近は強振せず、安打と打点を量産し、7日の試合後に「(打球速度などの)データが良くても結果が出なければ意味がない。考えて結果を出すのが本来の野球だと思う」と語っていた。昨季は自己最多32本中、中堅から右方向へは10本だったが、今季は既に8本目。強引に引っ張ることなく、ミートとパワーを両立している。
その鈴木と強力な1、2番を形成するのが、大谷とMVPを激しく争うクローアームストロングだ。3回に大谷を超える27号ソロを放った。既に30盗塁しており、2年連続の「30―30(30本塁打&30盗塁)」を視界に捉える。クレイグ・カウンセル監督は「彼らは球界でも最高レベルと言えるワンツーパンチ(1、2番)を形成している」と称賛した。
日本打者の長打力が際立つ今季。鈴木の一発が、その充実ぶりをさらに印象づけた。

