◆女子テニス ▽ムバダラDCオープン第6日(1日、米国・ワシントン)

 【米ワシントン(1日)=吉松忠弘】女子テニスで、4大大会4度の優勝を誇り、世界ランキング13位で、第3シード大坂なおみ(フリー)がベスト4で敗れた。同28位で21歳のアレクサンドラ・イアラ(フィリピン)に4−6、2−6のわずか1時間16分で敗退した。次戦は、3日から始まるナショナルバンク・オープン(カナダ・トロント)に出場する。すでに本戦ドローはできあがっており、大坂は第11シードのため、1回戦は不戦勝だ。

 風が渦巻く中、大坂の立ち向かう気持ちが、途中で折れた。会心と思ったサーブが、何度も、相手のカウンターのリターンで返された。ストロークも、決まったと思ったのが、倍の角度や深さで返球された。

 第1セットの4オールから4ゲームを連取され、主導権を相手に握られた。守備と攻撃のリズムが悪く、どっちつかずで凡ミスを量産した。相手は、ミスを減らし、少ないチャンスで思い切りのいい攻撃と、大胆な攻撃を織り交ぜ、大坂のリズムを奪った。

 今大会は、自身初めてベスト8に入ったウィンブルドン後、大坂にとって初めての大会だった。芝コートに適応していたプレーを、ハードコートに合わせるため練習していたが、「芝の方が合っていた」と言うほど、過去、苦手とされた芝に順応していたようだ。