干からびたミミズが「SOS」!?←なんで土から出てきたんや…切なすぎる
この時期によく見るのが、公園や森、山などの土の斜面から出てきて、アスファルトやコンクリートの上などで干からびているミミズ。

いつも思います。
「なんで土から出てくるん? 出てこうへんかったら、こんなことになれへんかったのに」
そうなんです。ミミズたちの生きる場所は土の中ですから、そこから出た外の環境はリスクでいっぱい。いまの季節は特に、眩しいわ! エサないわ! ものごっつい暑いわ! 最悪でしかない。なのに、なぜ出てくるんでしょうか!?

その理由については、さまざまな説があるようです。
1)雨で土の中が苦しくなるため
雨が降ると、土の隙間が水で埋まって酸素が少なくなるため、呼吸がしづらくなって地表へと出てくる。
2)新たな環境を探すため
新しいナワバリを探したり、仲間を見つけたりする目的で土から出てきて別の場所に移動しようとしている。
3)繁殖のため
相手を探しに、いまいるところとは別の場所に移動しようと地表近くに出てくる。
4)敵から逃げるため
ミミズは、地面の振動によってモグラなどの天敵が近づいてきていることを感じて逃げます。雨の振動をそれと勘違いし、土の中から出てくる。

ミミズが地表に出てくる理由はいろいろ説があります。私がミミズを見かけたときは、数日前に雨がたくさん降っていたため、その影響だと思ったんです。
ですが、ミミズは皮ふ呼吸をするため、水中であってもすぐに溺れるわけではありません。なので、じつは、ミミズが地表に出てきている理由ははっきりしていないんやそうです。
ですから、現時点における専門家の見解としては、「酸素不足」「移動」「繁殖」「振動への反動」などが合わさって、地表へと出てきているのだと考えられています。
しかし、土から出てきたミミズは、熱いアスファルトやコンクリートと、太陽からの照りつけで体がカラカラに干からびてしまい、土には戻れないんです。
そんな、地表に出てきたミミズは思い思いの形で干からびて固まってしまいます。
今回はたまたまなのでしょうけど、公園の土の中からコンクリートブロックの道に出てきたミミズ3匹が横並びになり、助けを求めている「SOS」のような形で干からびて固まってしまっているのを見て……。切なくなりました。
※ラジオ関西『バズろぅ!』2025年8月1日放送回より
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)

