土門拳、木村伊兵衛らずらり…「昭和の子ども」伝える横浜の写真展が話題呼ぶ、戦前の横浜とらえた作品も

戦前〜戦後の激動の日本を生きた子どもたちの姿を今に伝える「写真家がとらえた昭和のこども」展が話題を呼んでいる。当時を懐かしむシニア世代が多い一方、土門拳ら日本写真界の基礎を築いた名匠19人の著名な作品が並び、主催する県立地球市民かながわプラザ「あーすぷらざ」(横浜市栄区)は「写真愛好者の学びの場ともなっているようだ」と話す。
ことしは昭和が始まって100年の節目を迎え、世界に知られた写真を含む157点が展示された。
とりわけ、異なる作風で近代写真界をリードした「写真の鬼」土門拳(1909〜90年)と「スナップ写真の神様」木村伊兵衛(01〜74年)の作品が目を引く。「絶対非演出」を掲げた土門の写真は「おしくらまんじゅう」(53年、東京・江東)など、少年少女の偽りない笑顔を活写して明日への希望を抱かせる。戦前の横浜・山下町をとらえた「あめ屋」(37年)もある。
