YouTubeチャンネル「プロ野球2nd_元プロ野球選手にロングインタビュー」が、「【後藤武敏|後編】小池正晃、号泣…戦力外直後に涙の問い「まだ伸び代はありますか?」/生活をすべて変えた“代打の生き様”/衝撃を受けた高3の松坂大輔と日本シリーズの上原浩治」と題した動画を公開した。西武ライオンズや横浜DeNAベイスターズで活躍した後藤武敏が出演し、プロ16年の野球人生や、盟友たちとのエピソードを語っている。

西武で9年、横浜で7年プレーした後藤は、自身のプロ生活を「怪我との戦い」と振り返る。「痛いなりに出ながら治していく」という満身創痍の状況のなかで、横浜時代には途中から「代打1本で行こう」と決意。代打ならではの極度の緊張感や難しさを明かしつつ、「普段の生活から代打で行く準備」を極めることで、プロの世界で生き残る道を見出したと仕事論を口にした。

動画の中盤では、対戦して最も印象に残っている投手として、高校時代の松坂大輔と、2008年日本シリーズで対戦した上原浩治の名前を挙げた。特に上原のストレートについては「143キロが150キロを優に超えている真っすぐに見える」と、手も足も出なかった圧倒的な球威を振り返っている。

また、横浜高校の同級生である小池正晃が2013年に引退を決意した際の裏話も披露した。戦力外通告を受けた小池と多村仁志と3人で食事をした際、小池が号泣しながら「この先僕はまだ伸び代ありますか?」と問いかけてきたという。2人が「引退して横浜に恩返しした方がいい」と答えたことで引退を決心した小池だが、引退試合で2本塁打を放った姿に感動した後藤は、泣きながら小池の肩を叩き、思わず「まだ出来るよ」と声をかけてしまったと当時を振り返り、笑いを誘った。

自身の引退試合では、松坂が最後までバスで待っていてくれたという感動的なエピソードも語られた。様々な縁や仲間に恵まれた後藤の野球人生と、その温かい人柄が伝わるインタビューとなっている。