フェラン・トーレス弾で120分激闘制したスペインが16年ぶり2度目のW杯制覇!…メッシ擁するアルゼンチンは数的不利で粘るも連覇ならず…
今大会ここまで6勝1分けの7戦無敗で2010年南アフリカ大会以来、16年ぶり2度目のW杯優勝に王手をかけたスペイン。ルイス・デ・ラ・フエンテ監督は2ー0で完勝したフランス代表との準決勝と同じメンバーを継続。中盤の要を担うロドリやエースのラミン・ヤマル、ペドロ・ポロやミケル・オヤルサバルを継続起用した。
サッカー界最高の舞台に相応しい非常に豪華なオープニングセレモニーが行われた後、運命のファイナルがキックオフ。立ち上がりは主導権争いが続いたが、開始5分にはダニ・オルモとの連携でボックス右に持ち込んだヤマルに決定機が訪れるが、ここはGKエミリアーノ・マルティネスの好守に遭う。
この直後には背後のスペースに抜け出したメッシに見せ場も、ここはエリア外に大きく飛び出したGKウナイ・シモンの勇敢な対応に遭う。すると、以降はボール保持に加え、連動した守備からショートカウンターを狙うスペインが少しずつリズムを掴む。
スペインが完全に主導権を握って押し込む展開が続くが、アルゼンチンもボールの前進こそ思うようにいかないものの、ディフェンスラインを中心に要所を締める守備で簡単にフィニッシュには持ち込ませない。
前半半ばのハイドレーションブレイクを経てアルゼンチンが盛り返す展開も期待されたが、スペインペースのこう着した状況は変わらず。39分には相手陣中央での揺さぶりからオヤルサバルがペナルティアーク付近で左足を振るが、これはGK正面を突く。直後にマルク・ククレジャが放った左足のミドルシュートも枠を外れた。
一方、アルゼンチンは前半終了間際にアクシデントが発生。筋肉系のトラブルかリサンドロ・マルティネスがプレー続行不可能となり、ニコラス・オタメンディがスクランブル投入となった。
結局、前半はスペインがボール支配率64%で主導権を握ったものの、肝心のシュートは3本にとどまった。対するアルゼンチンは最低限の0-0のスコアもシュート0本と要のメッシになかなかボールが入らず、攻撃面に課題を残す前半45分の戦いとなった。

