「メッシの魔法でさえ不十分かも…」米老舗誌はスペイン優位を主張 アルゼンチンが仕掛ける“肉弾戦”を「冷静に制する術を知っている」【W杯】

ヤマルは決勝で「メッシから『世界最高』のバトンを受け継ぐ可能性を秘めている」と米誌が伝えた(C)Getty Images
1か月以上の期間にわたり開催されてきた北中米ワールドカップ(W杯)も、ついに決勝戦を残すのみとなった。史上3か国目の連覇まであと一歩に迫るアルゼンチン代表と、4大会ぶり2度目の優勝を目指すスペイン代表が現地時間7月19日、ニューヨークのニュージャージースタジアムで頂点の座をかけて相まみえる。
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米スポーツメディア『Sports Illustrated』が決勝直前の18日、この大一番を展望する特集記事を配信。今大会を通じて示してきた両国の戦いぶりを比較する中で、スペインが優位に試合を進めると同メディアは見込んでいる。
準決勝までを振り返り、「スペインは現在、非常に完成度の高いチームとして驚異的な好調を維持している。準決勝では優勝候補筆頭と目されていたフランスを2-0で下し、『今大会最強チーム』との評価をさらに確かなものとした」と説いており、一方のアルゼンチンには、延長戦やPK戦の末に勝ち上がってきた戦いぶりから、決勝でも苦戦を予想。「スペインはこれまでの相手とは全く異なる存在。リオネル・メッシの魔法のようなプレーでさえ、ディフェンディングチャンピオンを救い出すには不十分かもしれない」と見解を示す。
さらに、スペインの若きエースがこの試合でもキーマンになり得ると指摘し、「ラミン・ヤマルは日曜日の決勝でメッシから『世界最高』のバトンを受け継ぐ可能性を秘めている。10代とは思えない才能を持ち、大舞台でも結果を残し続けてきた」などと綴っている。
また、試合展開の見通しでは、「アルゼンチンは激しい肉弾戦へ持ち込もうとするだろう。しかし、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督の下で鍛えられたスペインは、その混乱を冷静に制する術を知っている」と分析。その上で、「EURO2024制覇に続く世界一への道筋が着実に形作られつつある」と付け加えている。
同メディアは、両チームの守備面のパフォーマンスにも触れ、「アルゼンチンはグループリーグ序盤こそ2試合連続無失点だったが、その後は全試合で失点。直近5試合で7失点を喫している。一方、スペインは大会を通じてわずか1失点しか許していない」と説いており、その差などを踏まえながら、勝敗予想では、スペインが「2-0」のスコアで勝利と予想している。
果たして、W杯トロフィーはどちらの国へと渡るのか。両国のエース、39歳メッシと19歳ヤマルの直接対決や、スーパースターによる“世代交代”への関心も高まり続けている。北中米大会最後の90分は、世界中のファンが視線を注ぐ、さまざまな見どころが詰まった戦いになることは間違いない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]

