(左上から時計回りに)吉野家、すき家、ガスト、松屋

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夏のスタミナ食と言えば、「鰻(うなぎ)」。土用の丑の日(7月26日)が近づいてくると、うなぎ気分になる人は多いはず。しかも今年の夏はダブル高気圧の影響で酷暑の予想ですから、おいしいうなぎを賢く選んでスタミナをつけたいところです。
そこで今年も、恒例!「大手牛丼チェーン3社のうな丼・うな重」を食べ比べ。正直レポートをお届けします。しかも今回は、昨年あたりからライバルといわれている「ガスト」を加えて4社で比較することに。

はじめにお伝えしたいのは、4社ともに強い個性があり、強みが異なるということ。そこで、うなぎがたっぷり乗っているのはどこ? とろける味わいが楽しめるのはどこ? タレの旨味が際立つのはどこ? といった具合に、各社の良い部分をご紹介していきます。合わせて注意すべきポイントもお伝えしますから、これらの情報を知った上で、自分好みのうな丼を後悔なく選んでくださいね!

◆吉野家:ド迫力のボリューム感。タレもうまい

吉野家の最大の魅力は、うなぎが大きいこと。うなぎの重量は100gですき家や松屋と比較すると1.3倍以上になっています。

うなぎ蒲焼の特徴としては肉厚ながらも食べてみるととろける食感が味わえること。脂が乗った大ぶりなうなぎは食べ応えバツグンです。さらに嬉しいのは、うなぎ自体の臭みがなく、タレがうまいこと。旨味とコクを感じる深みのある味わいで、最も万人受けするような甘味、旨味、塩味のバランスに整っています。

一方で、タレや4度焼きによって見た目はやや黒々しいこと。この色味は好みが分かれる可能性があります。また容器は昨年から変更となり、牛丼用の白い容器に。うな重としてはカジュアルな印象に感じられるかもしれません。

【魅力ポイント】
・鰻が大きい
・肉厚でとろける食感
・臭みなしでタレがうまい

【基本情報】
鰻重:一枚盛1229円
鰻重:二枚盛2049円
全重量(容器除く):345g
うなぎ:100g

◆すき家:うなぎはやわらかく、ごはん多め

すき家のうな丼は1000円を切る価格が魅力です。容器は従来から重スタイルを採用。特別感を味わえるのも嬉しいポイントです。蒲焼きは3度焼きで焼き色は控えめ。しっとりやわらかいのが特徴で、やわらかめが好きな人には喜ばれるでしょう。

ごはん量は吉野家とほぼ同じですが、うなぎの重量分だけ全体量が少なくなっています。また食べる部分によって個体差があるかもしれませんが、私が食べたうなぎは小骨の存在が少々気になる部位がありました。

【魅力ポイント】
・980円というリーズナブルな価格
・重スタイルの容器で上質な印象
うなぎはしっとりやわらかい

【基本情報】
うな丼:並盛980円 大盛1030円
うなぎ2枚(ごはん):大盛1680円
全重量(容器除く):317g
うなぎ:75g

◆松屋:丁寧な調理工程で旨味を凝縮

すき家と同様に1000円を切るリーズナブルな価格が好印象です。うなぎの焼きは例年通り丁寧で、“蒸し1回、焼き4回”の工程により、外はパリッと香ばしく、中は旨味が凝縮されたしっかり肉質感を生み出しています。蒲焼の照りもよく、焼き加減は秀逸。

しかしながら、ぱっと見た目で判定すると、吉野家やすき家に比べて小ぶりな印象を受けます。原因は牛めしの容器が大きく、うなぎ自体が最も小さいことにあり。大きな白い容器の中に小さなうなぎがぽつんと佇んでいるようなイメージで、評価が分かれそう。がっつり食べたい人は、松屋が今年力を入れている玉子と合わせた「ふわたまうな丼」や「うなぎコンボ牛めし」をチョイスするのも賢い選択かもしれません。

【魅力ポイント】
・980円というリーズナブルな価格
・焼きや香ばしさが秀逸