RKC高知放送

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著名人やその道の専門家が登壇する高知市夏季大学。
こうちeyeでは「ちょっとだけ補習授業」と題して講演の内容や講演後の楽屋インタビューをシリーズで紹介します。
今回は、ノンフィクション作家の小松成美さんです。

高知市夏季大学、2日目に登壇したのは一流アスリートや歌手など第一線で活躍する人たちを題材にした小説を、これまでに50冊手がけたノンフィクション作家の小松成美さんです。

講演のテーマは「人の心を開く技術」。
小松さんが1番に紹介したコミュニケーションのポイントはー。

■小松成美さん
「『人はそれぞれ異なる世界を生きている』ということを私自身胸に刻んでいる。どんな人も自分だけの人生を生きている。自分の考え方・思考がある。好き嫌いがあって当たり前。自分を受け入れない人がいて当たり前、そのことからコミュニケーションをスタートしている。人はそれぞれ異なる世界を生きているからこそこんなに豊かな文化が生まれたのだと思う」

また、小松さんは、人の心を開きたいのであればまずは「自分から心を開く」ことや、「コミュニケーションには正解がないこと」といった日々の取材で培ったコミュニケーションの技術を10のキーワードで紹介しました。

そして、小松さんは、何度も取材を続ける中で明確に気づいたことがあったということです。

■小松成美さん
「人にはその胸に必ず語りたい話したいと思うストーリーがある」

小松さんは、その例として元GReeeeN、現在はGRe4N BOYZのメンバーの本を執筆した時のエピソードを語りました。

■小松成美さん
「GRe4NBOYZのヒデさんという、リーダーでありメインボーカリストはみなさんもご存知かもしれませんが、中高と6年間この高知で過ごしている。当初は自分たちを暴露するためにあなたは来たんですかと面と向かって言われたことがある。GRe4NBOYZは当初二刀流なんて絶対無理だといって、大バッシングを浴びるんですね。歯医者そしてアーティストそんなの不可能に決まっている、歯科医師業界からもそしてレコード業界からもふざけてる、あまえてるんじゃないと言われたそうです。でも彼らは絶対にそれをやめなかった。そのつらい時期の言葉を本当に丁寧に、そして明るく語ってくれました。」

講演の後、小松さんに話を聞きました。

■小松成美さん
Qインタビューを受けたみなさんは医者に診察してもらったような感じになったのかなって
「その人の人生を描くような作品を作り上げるときにはものすごく時間をかけてけれども同時にお互い相手に伝えるという思い、私はそれを受け止めるという思い、そこが本当に交錯してく。その時にこの作家になら話してもいいと思ってもらえるものでありたいと常に思っていてもし本当にそういう、何かカウンセリングのような気持ちでシーンを話してくれるならある意味、作家冥利に尽きると思います。そうあれたらいいんですけれども」

小松さんは坂本龍馬に関する本も執筆していて、2014年からは高知県観光特使となり、高知のよさこい祭りも、毎年見に来ているそうです。

■小松成美さん
「私にとっては1年に1度のご褒美。みなさんの熱狂に触れてそしてあのよさこいのリズムを体に刻んでまた1年頑張ろうと思う」

最後に、県民にメッセージをもらいました。

■小松成美さん
「高知の人たちの明るさとそして熱気、勇気、行動力そうしたことに本当に心からいつもあこがれていますこれからも高知のすばらしさを文章にして伝えていきたいよろしくお願いします」