FBS福岡放送

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博多駅で15日に行われた物産展には、多くの人が駆けつけました。人気となった理由には、ある秘密があります。JR九州と自治体が取り組んだ、新たな挑戦を取材しました。

■河津憲二朗フィールドキャスター
「オープン前ですが、かなりの行列ができています。」

JR博多駅で行われたのは、大分県竹田市の「観光マルシェ」です。スイートコーンやかぼすなど、自慢の特産品が並びます。

■訪れた人
「買ってしまいました。」
「かぼすを買いました。」
「竹田の方に、かぼすをいただいたことがあって、このために博多駅に来ました。」

一見、一般的な物産展に見えますが、ある特徴があります。

■竹田市 観光プロモーション課・後藤直己さん
「朝採れたスイートコーンやトマトを、特急ソニックに乗せて直行便で博多駅に着く。それが特徴です。」

マルシェに並んでいる野菜、果物は、けさ、大分県で収穫されたものなんです。

大分県の南西部に位置する竹田市は、くじゅう連山などの名峰に囲まれ、豊かな森林水源に恵まれています。

夜明け前から、竹田市の特産品スイートコーンの収穫をスタート。

採れた野菜は、大分駅から特急ソニックで博多駅に運ばれます。

■河津フィールドキャスター
「博多駅に今、特急ソニックが到着しました。かぼすやトマト、そしてスイートコーンが運ばれています。」

走行距離250キロ以上。遠く離れた大分・竹田市で収穫された野菜が、その日のうちに博多駅に並びます。

今回、イベントを企画したJR九州は。

■JR九州 豊後竹田駅 駅長・内田浩平さん
「お客さんを列車で運ぶだけではなくて、各地方の魅力を列車に乗せて、生産者の思いも運べたら最高です。」

今回、特にオススメなのが、今が旬のスイートコーン。朝採れだと「味に変化がある」ということで、そのまま食べてみました。

■河津フィールドキャスター
「みずみずしくて、おいしい。」

■竹田市 観光プロモーション課・後藤さん
「スイートコーンは、採って時間が経てば経つほど糖度が落ちるので、朝採れで運ばれたスイートコーンは、一番甘い状態で食べられると思います。竹田市として、このイベントは初めての取り組みで、福岡の中心で竹田市を発信できるということで、地方の魅力を知ってもらいたいと思います。」

地方の魅力をダイレクトに都市部に運ぶ、この取り組み。列車の新たな役割として注目されています。