ワールドカップでの躍進でGoogle検索やExpediaでカーボベルデの検索数が急増し観光客を惹きつける

アメリカ・カナダ・メキシコによる初の3カ国共同開催となったFIFAワールドカップ2026は、参加チーム数が史上最大の48カ国となった影響で、これまであまりワールドカップとは縁のなかった国も参加することが可能となりました。そんなチームのひとつが今回がワールドカップ初出場で決勝トーナメントにまで進出し、大きな話題を集めたカーボベルデ代表です。そんなカーボベルデ代表のワールドカップでの活躍により、カーボベルデは観光客の興味を惹きつけていることが明らかになっています。
https://skift.com/2026/07/03/cabo-verde-world-cup-tourism-surge/
Cabo Verde tourism searches surge after World Cup run | Mashable
https://mashable.com/life/cabo-verde-world-cup-tourism-searches
アフリカの島国であるカーボベルデは、人口55万人に満たない国です。ワールドカップの本大会に出場した国としては、FIFAワールドカップ2018に出場したアイスランド代表に次ぎ、史上2番目に人口が少ない国となっています。
FIFAワールドカップ2026において、カーボベルデ代表は予選グループでスペイン・ウルグアイ・サウジアラビアと同グループに入ったものの、格上を相手に見事な試合を披露し、予選グループ2位で決勝トーナメント進出を果たしました。
そして、決勝トーナメントのラウンド32ではリオネル・メッシ選手を筆頭に世界的なスター選手を多数擁するアルゼンチン代表と対戦。メッシ選手のゴールにより先制されるものの、デロイ・ドゥアルテ選手の見事なゴールで追いつき、延長戦に突入。延長戦でもアルゼンチン代表に得点されましたが、再び同点弾で試合を振り出しに戻します。そして、最終的にオウンゴールを記録し3対2で惜敗しました。
【FIFAワールドカップ2026】アルゼンチン vs カーボベルデ : ラウンド32 │ MATCH RECAP【全104試合DAZNライブ配信】 - YouTube
スーパーセーブを連発してカーボベルデ代表躍進のキーパーソンとなったGKのヴォジーニャ(ジョシマール・ジョゼ・エヴォラ・ディアス)選手は、ワールドカップ期間中にInstagramのフォロワー数を約5万人から2908万人にまで増やしました。
【英雄になった】🇨🇻ヴォジーニャのスペイン戦セーブまとめ|グループH第1節|FIFAワールドカップ2026 - YouTube
そんなカーボベルデ代表の躍進により、アメリカにおけるGoogle検索での「Cabo Verde vacation(カーボベルデ旅行)」という検索ワードの検索数は、前年比で5000%以上も急増。オンライン旅行通販会社であるExpediaでも、カーボベルデに関する検索数が前年比で800%以上増加しているそうです。
また、ドイツの大手旅行会社であるTUIでも、2025年6月以降カーボベルデに関する検索数が倍増。さらに、日本からのカーボベルデに関する検索数も過去1年間で110%増加しています。
X(旧Twitter)でも「ワールドカップは依然として、個人ブランドの強化にとって最高のプラットフォームであり続けています。また、国全体の進歩を支えることもできます。なぜなら、カーボベルデは観光業で急成長しているからです」という意見が投稿されていました。
The World Cup still remains the greatest platform for person brand enhancement. Infact, you can add country advancement, since Cape Verde is having a surge in tourism.— Joshua Pololis Wang (@PololisWang) July 13, 2026
「ワールドカップの後、カーボベルデにすっかり夢中になってしまいました。なんてこった、この国をぜひ訪れてみたい」
fiquei com hiperfoco em cabo verde depois da copa meu deus preciso conhecer esse país pic.twitter.com/r5FmuEsuI6— tih 🪩🇧🇷 (@aelinreader) July 8, 2026
カーボベルデは西アフリカ沖の大西洋に浮かぶ10の火山島からなる群島です。9つの島には人が住んでおり、サル島やボア・ヴィスタ島のビーチリゾート、サント・アンタン島の山々、フォゴ島の火山まで、それぞれの島が独自の魅力を持っています。
カーボベルデは長年無人島でしたが、15世紀にポルトガル人が初めて入植。カーボベルデ博物館によると、数世紀にわたってポルトガルはこれらの島々と航路を国際奴隷貿易の拠点として利用。その後、カーボベルデは1975年にポルトガルから独立しました。
2025年時点でカーボベルデのホテルには約125万人の宿泊客が訪れており、観光業はカーボベルデ経済の約4分の1を占めています。
