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 大リーグのドラフト会議は12日(日本時間13日)、フィラデルフィアで2日目が行われ、ジョージア大の石川ケニー投手(22)がレッズから13巡目(全体392番目)で指名された。昨秋にはプロ野球のオリックスからドラフト6位指名されており「本当にうれしい限りです。幸せな悩みができていますが悔いのない選択をしたい」と話した。

 父が日本人で母が米国人のハワイ出身で、小学2年の頃、横浜市に移住した。茨城・明秀学園日立で甲子園に出場。亜大を中退し、渡米した。投打の二刀流としてプレーし、直球の最速は97マイル(約156キロ)を誇る。「投打どちらもまだ向上していける。両方やっていきたい」と語った。

 レッズのジョー・カトゥスカ・スカウトは育成法について「野手よりも投手としての将来性を高く評価しているが、まずは二刀流として挑戦させるつもりだ」と方針を示した。「日本の球団からも指名を受け、オファーがあることも把握しているが、契約できることを願っている」と続けた。また、オリックスの小浜裕一球団本部長は「当然入団してほしいのは大前提ですが、本人の人生なので、本人の意思を尊重します」とコメントした。

 《投手育成に定評》レッズはFA市場で大物投手を次々と獲得する球団ではない。ドラフトと育成を柱とし、近年は大学出身投手を中心に次々と台頭している。アボット、ロドロ、ラウダー、バーンズらが代表格で、現在の先発陣では生え抜きのグリーンを筆頭に若く実力のある投手がそろう。マイナーにも有望株が豊富で「次の先発」が何人も待機している状況だ。投手育成に定評があり、豊富な投手層があるからこそ、各自の成長段階に合わせて育成できる環境が整っている。