続投となった日本代表の森保監督(C)日刊ゲンダイ

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「W杯が終わって4年後を見据え、監督やコーチ陣を留任させるのか、それとも新監督と新コーチ陣を迎え入れるのか。いずれにしても4年ごとの組閣作業というのは、日本サッカーの将来にとって大きな転換期となります。どちらを選ぶにしても、今回の北中米W杯の森保ジャパンの反省点を踏まえ、速やかにJFA(日本サッカー協会)が明確なビジョンを指し示し、次回W杯で過去最高位の8強以上を目指すためにベストの陣容を構築しなければならないというのに……」

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 こう話すのは、Jリーグ発足前からサッカーを取材しているフリージャーナリストの藤江直人氏である。

 9日、一部スポーツ紙や通信社が森保監督の去就について「JFAは森保監督に<来年1〜2月にサウジアラビアで開催されるアジアカップまでの契約延長を申し出た><森保監督から受諾の返答を受けている><アジアカップ後の3月の国際Aマッチから新監督が指揮を執る>」と報じた。

 代表監督の契約は、4年後のW杯本大会で采配を振ることを前提に1年契約を積み重ねていくのが一般的。ところが、森保監督の続投契約の内容は異例だらけだ。

W杯惨敗の結果責任は?

 森保監督は「8月から来年2月までの約半年契約」という短期契約を結んだ後、9月に宮城と広島でキリンチャレンジカップを、10月に横浜と東京でキリンカップをこなす。11月には海外でのテストマッチ2試合が計画されており、そして年が明けた2027年1月7日に開幕するアジアカップ・サウジアラビア大会に参戦する。決勝まで進めば7試合。森保監督は続投してから「最大13試合」も陣頭指揮を執りながら、アジアカップ終了後には「みなさま、お疲れさまでした」といつもの森保スマイルを浮かべながら退任していく。

 本来なら、8月に新体制を敷いて9、10月の国内4試合で小手調べ。11月予定の海外2試合で磨きをかけ、アジア王者のタイトル奪取のために全力を尽くすのが、正当なやり方ではないか。前出の藤江氏がこう言う。

「辞めることが決まっている指揮官の下で試合をやる選手は、どんなモチベーションでプレーすればいいのか、選手の身にもなって考えてもらいたい。来年2月まで森保体制が続けば、新監督の<最大13試合の経験を積む場>もムダになってしまう。今回の短期契約によって、日本サッカーが正常に進化するとは到底思えません」

 歴代最強と言われた森保ジャパンは、北中米W杯で32強に終わった。その結果責任を議論する間もなく、森保監督が異例の短期契約で続投する。こんなデタラメ人事でこの先、日本サッカーは大丈夫なのか──。

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 消去法的に森保監督に続投を依頼するくらいならば、いっそのことカボベルデの監督にオファーしてみてはどうだろうか──。こう提言するのが、 元ワールドサッカーグラフィック編集長の中山淳氏だ。いったいなぜか。●関連記事 【もっと読む】「日本にカボベルデの監督を招聘できないか」 では、それらについて詳しく報じている。