「noteを書けば稼げる」と聞いて、なんとなく有料記事を出してみたものの、まったく売れない。そんな経験をした人もいるのではないでしょうか。


 副業年商600万円を超えるシンプリストやまだ氏は、noteを中心にメンバーシップや有料マガジンを展開し、収入を伸ばしてきた。だが同氏は、「自分の言いたいことを書いているnoteは売れない」といいます。


 売れるnoteと売れないnoteは、何が違うのか。無料記事と有料記事はどう使い分けるべきか。月1万円、月5万円、月10万円を目指す場合、商品設計はどう変わるのか。第3回では、note収益化の現実的なロードマップを聞きました。

 みんかぶプレミアム特集「サラリーマンの副収入術 」


無料記事はどこまで書くべきなのか



 無料記事と有料記事の使い分けも重要です。


 私の考えでは、まず作るべきなのは有料noteです。そのうえで、有料noteにつなげるための無料noteを書く。無料記事は単なる日記ではなく、有料記事に興味を持ってもらうための入口です。


 無料記事では、読者の悩みを定義します。「こんなことで困っていませんか」と問題を提示し、自分自身のビフォーアフターを書く。以前はこういう状態だったけれど、今はこう変わった。その変化を見せることで、読者は具体的な解決策を知りたくなります。


 そして、「具体的な方法はこちら」と有料noteに案内する。これが基本の流れです。


 無料記事にすべての内容を盛り込む必要はありません。無料記事は信頼を作り、有料記事は具体的な解決策を提供する。この役割分担を意識すると、書く内容も整理しやすくなります。

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売れないnoteに共通する“書き手目線”の落とし穴



 有料noteを書くときは、1記事1テーマが基本です。


 書きたいことがたくさんあるからといって、1本の記事に詰め込みすぎると読みにくくなります。読者にとっても、何が解決できる記事なのかわかりにくい。


 複数のテーマを書きたいなら、有料noteをいくつか作り、それをマガジンにまとめる方がいいです。1本の記事では1つの悩みに対して1つの解決策を提示する。これくらい明確な方が、読者に刺さりやすいと思います。


 売れないnoteの典型は、自分の言いたいことを書いてしまっているものです。自分が語りたいことではなく、読者が何に困っていて、何を解決したいのかを考える必要があります。


プロダクトアウトではなく、マーケットイン。人が欲しがっている情報を書く。この意識がないと、どれだけ一次情報があっても売れにくいです。