大学時代の友人が「メキシコ」までサッカー観戦に行ってきたそうです! たしかGWにも海外旅行へ行ったばかり…去年「課長」に昇進したそうですが、海外旅行を年に何度も楽しめるほど年収は高いのでしょうか?
課長級の平均年収は約872万円
会社の課長は、部署やチームをまとめる立場です。部下の管理や業務の進行、上司との調整などを担うため、責任は大きくなります。その分、一般社員より給与が高くなる傾向があります。
厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、課長級の「きまって支給する現金給与額」は54万4100円、「年間賞与その他特別給与額」は219万1900円です。
これをもとに、「きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額」で概算すると、課長級の年収は872万1100円となります。
一方、非役職者の「きまって支給する現金給与額」は34万2700円、「年間賞与その他特別給与額」は86万6400円です。年収概算は「34万2700円×12ヶ月+86万6400円」で497万8800円となります。
課長級の年収は、非役職者と比べると約374万円高い水準です。昇進によって収入が大きく増え、旅行や趣味に使えるお金に余裕が生まれる人もいるでしょう。
年収約872万円なら海外旅行を年に何度も楽しめる?
年収約872万円と聞くと、かなり余裕があるように感じるかもしれません。ただし、海外旅行を年に何度も楽しめるかどうかは、年収だけでは判断できません。
例えば、メキシコへの旅行は航空券、ホテル代、現地での食費、観戦チケット代などがかかります。大型連休や人気イベントの時期であれば、費用はさらに高くなりやすいでしょう。
一方で、早めに航空券を予約したり、宿泊先を工夫したりすれば、費用を抑えられる場合もあります。マイルやクレジットカードのポイントを使って、航空券代やホテル代の一部を節約している人もいます。
また、同じ年収でも、家族構成や住んでいる地域、住宅ローンの有無によって自由に使えるお金は大きく変わります。独身で家賃や生活費を抑えている人なら、旅行に多くのお金を回しやすいでしょう。反対に、教育費や住宅費の負担が大きい家庭では、年収が高くても旅行費を確保しにくい場合があります。
海外旅行を楽しむ人はお金の使い方を決めている可能性がある
海外旅行を年に何度も楽しんでいる人は、収入が高いだけでなく、お金の使い方を決めていることがあります。
例えば、毎月数万円を旅行用に積み立てておけば、半年から1年でまとまった旅行資金を作れます。月3万円を積み立てれば、1年で36万円です。これにボーナスの一部を加えれば、海外旅行の費用に充てやすくなるでしょう。
また、普段の外食や買い物を控え、その分を旅行に回すケースも考えられます。何にお金を使うかを決めておくと、無理なく趣味を楽しみやすくなります。
課長級の平均年収は高めだが旅行のしやすさは家計管理で変わる
厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、課長級の年収概算は872万1100円です。一方、非役職者の年収概算は497万8800円であり、課長級とは約374万円の差があります。
ただし、海外旅行を年に何度も楽しめるかどうかは、年収だけで決まるものではありません。生活費、家族構成、住宅費、貯蓄額、旅行への優先度などによって大きく変わります。
友人がメキシコでのサッカー観戦やゴールデンウィークの海外旅行を楽しめている背景には、課長級としての収入に加え、旅行費を計画的に準備していることも考えられます。自分も旅行を楽しみたい場合は、まず毎月の支出を見直し、無理のない範囲で旅行用のお金を積み立てることから始めるとよいでしょう。
出典
e-Stat政府統計の総合窓口 厚生労働省 令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 役職 役職、学歴、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額 産業計
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

