[6.13 W杯B組第1節 カタール 1-1 スイス]

 国際サッカー連盟(FIFA)は現地時間13日に行われた北中米ワールドカップB組第1節・カタール代表対スイス代表のPK判定シーンについて、オフサイドではなかったことを示す証拠画像を公開した。

 この試合の前半13分、スイスが右サイドからクロスを上げるとFWブレール・エンボロの折り返しをMFレモ・フロイラーが収めたところでGKマフムド・アブナダに倒されてPKを獲得した。ただエンボロとフロイラーがともにオフサイドポジションか際どく、VARチェックが行われた。それでも判定変更はなくPKで確定すると、エンボロがPKを決めてスイスが先制した。

 今大会ではオフサイドポジションかどうかを判別する半自動オフサイドテクノロジーが採用されており、開幕前には全選手を3Dスキャンすることでより正確な判定が機械的に行われる仕組みになっている。ただオフサイドか際どいこのシーンでは、選手の立ち位置をCGアニメーションで示す映像が中継で流れなかったこともあり、物議を醸していた。

 そうしたなかでFIFAはXを通じて「一時的な技術的な不具合により、オンサイドを示すアニメーショングラフィックが表示されなかった。この問題は速やかに解決された」と声明を発表した。

 その上で「この問題によるVARのワークフローへの影響は生じず、ピッチ上の判定をチェックする通常の手順が行われた。VARが関連する選手の立ち位置を確認するために使用したラインによれば、PKの判定直前の2つの場面のいずれにおいても、攻撃側の選手はオフサイドポジションとは示されなかった」としてオンサイドの正しい最終判定が下されていたことを強調。併せて2シーンのオフサイドラインも公開し、オンサイドだったことを示している。