《青切符制度導入から約2か月》高知県内の傾向は?【高知】
自転車に対する青切符制度の導入から約2か月が経過しました。
高知県警が続ける指導と取り締まりから、県内での危険な運転の傾向が見えてきました。
2026年4月1日から、16歳以上の自転車に乗るすべての人を対象に、交通事故の原因になるような悪質で危険な違反に反則金が義務付けられました。
このいわゆる「青切符」の導入に合わせて、県内でも通勤通学で交通量が多くなる朝夕の時間帯に、警察官による指導や取り締まりが行われています。
また、反則金を納めた場合は前科はつきませんが、未納の場合は刑事手続きに移行します。
警察によりますと、県内で青切符を交付した事例はこれまでに4件で、いずれも一時不停止でした。
一方で、青切符の交付までに至らなくとも自転車の交通ルールに反する運転をしたとして指導・警告を行った事例は、5月末までに2356件に上っています。
その中で最も指導と警告数の多かった違反は一時不停止で、その次が併進になるなど県内の違反の傾向が見えてきました。
■県警本部交通指導課 浦田大次長
「一時停止の危険性でいうと、交差点で一時停止がかかっている側の通過車両は、一時停止がかかっていない側の車両からすると止まってくれると認識している。止まるべきところで止まらずに交差点に進入してしまうと事故にあう確率も多くなる。」(一方、併進は)「狭い道路で併進すると自転車同士の接触もあるし、追い越していく車との接触やその他歩行者との接触とかも考えられる。」
また、県内では一時停止を守らなかった自転車の出合い頭の衝突事故が多く起きています。
■県警本部交通指導課 浦田大次長
「高知県で自転車が関係する事故は、今年(2026年)1月から5月31日までで78件発生している。そのうち38件が交差点での出合い頭事故というような状況になっているので、そういった交差点付近で特に注意をしてもらって、一時停止の規制のあるところではしっかりと止まって安全確認をしてもらう。そうすることによって事故は防げるのではないかと考えている。」
県内で去年(2025年)1年間に発生した人身事故830件のうち、自転車が絡む事故は約2割で、その多くに何らかの違反が認められています。
青切符の交付対象となる交通違反が、いかに危険かを認識し、自転車のルールやマナーや守ることが事故を防ぐために重要となっています。
