【投資部門別売買動向】海外勢が5週連続で買い越す一方、個人と投信は売り越す (10月第5週)
●海外勢が5週連続で買い越す一方、個人と投信は売り越す
東証が7日に発表した10月第5週(10月27日~31日)の投資部門別売買動向(現物)によると、買いが集中したAI・半導体関連株が牽引して日経平均株価が前週末比3111円高の5万2411円と急上昇し史上初めて5万円大台を突破したこの週は、海外投資家が5週連続で買い越した。買越額は3459億円と前週の6436億円から縮小した。海外投資家は先物の投資部門別売買動向では日経225先物、TOPIX先物、ミニ日経225先物、ミニTOPIX先物、日経225マイクロの合計で3週連続の売り越しとなった。売越額は5269億円と前週の62億円から急拡大した。現物と先物の合算では2週ぶりに売り越し、売越額は1810億円だった。年金基金の売買動向を映すとされる信託銀行は10週ぶりに買い越し、買越額は1388億円だった。前週は786億円の売り越し。自社株買いが中心とみられる事業法人は5週連続で買い越し、買越額は1673億円と前週の639億円から拡大した。
一方、個人投資家は2週連続で売り越し、売越額は1876億円と前週の5124億円から大幅に縮小した。日経平均が5万円大台に乗せる中、逆張り志向の強い個人は利益確定売りに動いた格好だ。投資信託は4週連続で売り越し、売越額は3365億円と前週の1165億円から増加した。
日経平均が初めて5万円大台を突破する中、海外投資家が5週連続で買い越す一方、個人投資家と投資信託は売り越した。
■投資部門別売買代金差額 (10月27日~31日)
東証・名証2市場の内国普通株式市場の合計[総合証券ベース(全50社)]
※単位:億円(億円未満切り捨て) ▲は売り越し
海外投資家 信託銀行 個人合計 [ 現金 信用 ] 日経平均 ( 前週比 )
10月 ―――
第5週 3,459 1,388 ▲1,876 [ ▲3,859 1,982 ] 52,411円 ( +3111 円)
第4週 6,436 ▲786 ▲5,124 [ ▲5,369 244 ] 49,299円 ( +1717 円)
第3週 1,532 ▲109 3,431 [ 1,026 2,404 ] 47,582円 ( -506 円)
第2週 10,586 ▲4,882 ▲4,290 [ ▲6,403 2,113 ] 48,088円 ( +2319 円)
第1週 12,398 ▲2,136 4,222 [ 778 3,444 ] 45,769円 ( +414 円)
9月 ―――
第4週 ▲5,591 ▲3,584 1,293 [ 1,286 7 ] 45,354円 ( +309 円)
第3週 ▲2,943 ▲5,310 ▲326 [ ▲1,697 1,371 ] 45,045円 ( +277 円)
第2週 ▲6,923 ▲1,301 ▲4,688 [ ▲4,252 ▲436 ] 44,768円 ( +1749 円)
