イギリスメディア『BBC』によると、カーディフ・シティは契約満了を控えたラムジーに対して、選手としてではなく、正式監督就任のオファーを提示していた。しかしながら、ラムジーは来年に控えた北中米ワールドカップの出場をめざしており、現役続行を希望。悩まされたハムストリングのケガも回復の兆しを見せており、来季は選手としてのチャレンジを優先事項とした結果、故郷のクラブを再び離れる決断を下したと見られる。

 ラムジーの新天地となるクラブ・ウニベルシダ・ナシオナル、通称プーマスUNAMは、リーガMXの“ビッグ4”(※クラブ・アメリカ、グアダラハラ、クルス・アスル)に数えられる名門。リーガMXは2季制を採用しているが、2024-25シーズンはアペルトゥーラ(前期)とクラウスーラ(後期)を合わせた総合順位で6位に入り、来年に控えたCONCACAFチャンピオンズカップへの出場権を獲得していた。一方で、アペルトゥーラでは4位に入りながら、クラウスーラでは10位と、2025年に入ってからはなかなか波に乗れず。2010-11シーズンのクラウスーラ以来となる“覇権奪還”を狙っている。

 前記の通り、2025-26シーズンのリーガMXアペルトゥーラは7月12日より開幕予定で、ラムジーは同試合に向けて調整を続けている。同時に、プーマスUNAMはリーガMXとMLS(メジャーリーグ・サッカー)が共催するリーグスカップへの出場権を手にしている。同大会は7月29日に開幕予定で、プーマスUNAMはオーランド・シティ、アトランタ・ユナイテッド、そしてアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを擁するインテル・マイアミと対戦することが決まっている。

 なお、現在プーマスUNAMを率いるエフライン・フアレス監督はラムジーと代理人が同じで、両者は代理人経由で付き合いがあったようだ。『BBC』によると、ラムジーはリーガMXでプレーする初の英国人選手になる。

 近年はケガの影響で本来のパフォーマンスを発揮できていなかったラムジーが、メキシコの地で再起を誓う。


【動画】プーマスUNAMがラムジーの契約日に密着!